妊娠・出産から思春期までの女性と子ども、その家族を医療・保健・心理面から支援する「成育医療センター」周産期部門のNICU部門はNICU(新生児集中治療室)6床、GCU(回復治療室)6床、スタッフ14名からなっています。
NICU・GCUは、急性期かつ重篤な状態にある新生児を看護するプロフェッショナルです。愛媛県下の連携病院からは、24時間体制で母体搬送・新生児搬送を受け入れており、高度な医療を行う地域周産期母子医療センターとして機能しています。治療のみならず、成長発達を助けるケアや親子関係形成のための支援にも焦点を当てています。母子分離状態となってしまう家族にママサポ(カウンセラー)の介入を含め、心理面や育児技術指導など「寄り添った」「安心できる」「質の高い」看護ができるよう研究活動などにも取り組み、スタッフが一丸となり、日々笑顔で頑張っています。
東5病棟は、おもに小児の病棟です。
病棟内は木目調のフローリングが施され、ラウンジは大人も子どももくつろげるよう明るくかわいらしいレイアウトとなっています。
病室の入り口は動物のイラスト、そして木々の生い茂る中庭があり、視覚から少しでも不安が取り除け、リラックスできるような仕様となっています。
また、長期入院となる小中学生の子どもたちには、対象の学習支援として院内学級があり授業を受けることも可能です。
産後ケア(産後お助け隊)では、子育て支援事業の一環として市町村と協力し、高齢出産やサポート不在の母親対象のための宿泊型支援をおこなう予定となっています。
子どもたちに元気をもらいながら、スタッフ一同、より良い病棟づくりに取り組んでいきたいと思います。