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Tel : 089-924-1111

血液内科

Department of Hematology

内科系全般から血液、糖尿病・内分泌、血管疾患まで、幅広く対応しています。

松山赤十字病院 血液内科

血液内科について

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部長あいさつ

浦田先生
松山赤十字病院
血液内科 部長
浦田 真吾

血液専門医6名、がん薬物療法専門医1名を中心に、医師7名で診療に当たっています。一般的な血球数異常から悪性疾患まで、全ての血液疾患に対して幅広く診療を行っています。エビデンスに基づく標準治療を基本としますが、新規治療薬を組み入れた世界的な治験や、国内の臨床研究にも積極的に参加することで、新しい知見を取り入れた治療を行っています。無菌フロアが開設され、感染症に対するリスクが飛躍的に低下し、造血幹細胞移植(同種, 自家)に代表される強い免疫不全状態となる治療を、開放的な環境でより安全に行うことが出来るようになりました。また、造血細胞移植コーディネーター(HCTC)を配置し、多職種によるチーム医療を充実させ、より円滑な移植医療が行えるようになっています。患者さんやご家族のサポートをしながら、移植認定病院、地域がん診療連携拠点病院、血液疾患診療における地域の基幹施設としての役割を全うすべく、日々研鑽に努めております。

血液内科について

血液内科は現在、血液専門医6名、がん薬物療法専門医1名を中心に医師7名で診療に当たっています。造血幹細胞移植による難治性血液疾患の治療に注力し、2002年6月に日本さい帯血バンクネットワークの移植医療機関に認定され、2003年7月には骨髄移植推進財団非血縁者間骨髄移植・採取認定施設となりました。また、藤﨑はがん薬物療法専門医でもあり、次々に登場する分子標的薬をはじめとした新薬も積極的に導入し、治療の標準化・最適化を行っています。また血液センターと連携し、輸血の適正化を推進すると共に、将来の献血者確保のため、啓発活動も行っています。

外来診療担当医表

最終更新日時:2024年10月31日 18時46分
血液藤﨑上田藤﨑藤﨑德山
上田藤﨑上田浦田藤﨑
浦田松原德山松原

学会等の研修・認定施設

  • 日本血液学会認定血液研修施設
  • 日本臨床腫瘍学会認定研修施設
  • 日本がん治療認定医機構認定研修施設

診療実績(2023年1月~12月)

外来新患数

鉄欠乏性貧血 36人
再生不良性貧血 0人
巨赤芽球性貧血 7人
大球性貧血 11人
自己免疫性溶血性貧血 3人
その他の貧血 18人
白血球減少症 2人
汎血球減少症 3人
好酸球増加症 5人
単クローン免疫グロブリン血症 19人
多血症 13人
非ホジキンリンパ腫 52人
ホジキンリンパ腫 4人
血小板減少症 15人
特発性血小板減少性紫斑病 8人
多発性骨髄腫 7人
骨髄異形性症候群 24人
骨髄性白血病 9人
リンパ性白血病 3人
骨髄増殖性腫瘍 5人
骨髄増殖性疾患 8人

 

入院患者数

入院患者総数 312人
延数 1101人

 

造血器悪性新生物

ホジキンリンパ腫 6人
非ホジキンリンパ腫 112人
多発性骨髄腫 40人
骨髄異形成症候群 29人
骨髄性白血病 33人
リンパ性白血病 8人
骨髄増殖性腫瘍 11人

 

造血器疾患

貧血 1人
再生不良性貧血 10人
自己免疫性溶血性貧血 5人
特発性血小板減少性紫斑病 10人

 

化学療法延べ数

(1)造血幹細胞移植 22人(内訳:同種6人、自家7人、臍帯血7人)
骨髄採取 3人
末梢血幹細胞採取 6人
(2)悪性リンパ腫化学療法 357例
BR療法 0例
(3)急性白血病化学療法 158例
(4)多発性骨髄腫 82例

 

学術関係(2023年実績)

(1)論文発表

氏名(筆頭者) 題名 掲載雑誌名
徳山 貴人 移植後シクロホスファミド大量療法による血縁者間HLA半合致末梢血幹細胞移植後に再発した骨髄異形成症候群に対しドナーリンパ球輸注により再寛解に至った1例(原著論文) 第124回日本内科学会四国地方会(Web)

(1)学会発表

氏名(発表者) 演題 学会名(開催地) 発表月日
杉原 綾乃 治療経過中に表現型が変化し治療抵抗性を示した形質細胞性白血病の一例 第46回日本造血・免疫細胞療法学会総会 (名古屋) 2023.2.11
河津 大地 ATRA + ATO +化学療法で再発した high risk APL に対し Am80 +化学療法後、自家
末梢血幹細胞移植を実施した症例
第47回日本造血・免疫細胞療法学会総会 (名古屋) 2023.2.11
加藤 潤一

ツシジノスタットで骨髄移植へのブリッジングを行った難治性末梢性 T 細胞リンパ腫

第48回日本造血・免疫細胞療法学会総会 (名古屋) 2023.2.11
加藤 潤一 COVID-19ワクチン接種後に発症した血球貪食を伴うサイトメガロウイルス再活性化 第62回日本血液学会中国四国地方会(松山) 2023.3.4
河津 大地 形質細胞増多や血小板減少で発症した血管免疫芽球性T細胞リンパ腫の一例 第62回日本血液学会中国四国地方会(松山) 2023.3.4
杉原 綾乃 再発難治末梢性T細胞リンパ腫に対してデニロイキン ジフチトクスを使用した一例 第62回日本血液学会中国四国地方会(松山) 2023.3.4

(3)講演会

氏名(発表者) 演題 学会名(開催地) 発表月日
浦田  真吾 劇症型再生不良性貧血に対して移植後大量エンドキサン(PT-Cy)を用いた血縁HLA半合致骨髄移植を行った一例 第44回日本造血・免疫細胞療法学会総会 (横浜) 2022.5.14
藤﨑  智明 Daratumumab (DARA) + Bortezomib/Melphalan/Prednisone (D-VMP) in Newly  Diagnosed Multiple Myeloma (NDMM): Pooled Analysis of OCTANS and ALCYONE 第47回日本骨髄腫学会学術集会(岐阜) 2022.5.22
宇田  晃一郎 Azacitizine(AZA)が著効した、肺胞出血を伴う慢性骨髄単球性白血病(CMML)の1例 日本内科学会第126回四国地方会(Web) 2022.6.5
吉村   紀廣 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)との鑑別を要した悪性腫瘍関連血栓性微小血管症(TMA)の1例 日本内科学会第126回四国地方会(Web) 2022.12.18