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Tel : 089-924-1111

リハビリテーション科

Department of Rehabilitation

入院患者さんの急性期リハビリテーション

リハビリテーション科について

このページの内容

部長あいさつ

松山赤十字病院
リハビリテーション科 部長
田口 浩之

リハビリテーション治療は疾患や外傷を直接治すものではなく、環境や手順を工夫することでよってよりよく生活していくことを目指すものです。
そのため松山赤十字病院においても、疾患や外傷を直接治す一般の診療科とは治療の方法が異なります。

外来では手術治療を行いたくないスポーツ障害の患者さんに対するスポーツリハビリテーション治療を行っています。
具体的には下肢の障害に対する手作り足底板の作り方指導、試合や練習の妨げにならないように配慮した貧血の治療、病態にあわせたストレッチ方法の指導などです。

入院中の患者さんに対しては急性期リハビリテーションを行っています。

そのためリハビリテーションといっても対象は、手術後や脳卒中発作後などの医学的管理がまだまだ必要な時期の方々です。治療が一段落して退院するときにスムーズに自宅に帰れるようにするのが当科の目標です。

当科での急性期リハビリテーション治療の目標は、ADL(日常生活動作、能力障害全般を意味します)能力の向上による“寝たきりの予防”と“家庭復帰促進”と考えています。そのためのリハビリテーションプログラムを医師、看護師、理学療法士、作業療法士等が共同で作成し、これに基づくリハビリテーションを集中的に行っています。

当科でのリハビリテーション治療の基本はADL訓練です。ADLは子供の時に習得していて、方法・手順については殆ど無意識のうちに実行していますので、非常に容易なものと考えられています。しかし、身体の一部に麻痺や筋力低下などの機能障害がおこりますと、従来習得した方法・手順ではADLは行えなくなります。この場合でも適切な指導を受け方法・手順(姿勢の取り方、生活環境の整備、道具の使い方など)を習得しなおせば、機能障害自体が不変あるいは僅かな改善しかない場合でも、残った機能の活用と潜在機能の開発とによってADL能力を飛躍的に向上させることが出来ます。この点に注目し、機能障害、機能回復にこだわり続けることなく、能力障害へ早くアプローチすることがADL訓練です。別の言い方をしますと、ADL訓練とは麻痺をよくする努力をするのではなく、麻痺した状態で日常生活ができるように訓練するのです。

また自宅復帰のためには、自宅の環境やご家族の理解が非常に大切ですが、当科では医療社会事業部と緊密に連絡を取りながら、自宅環境整備、ご家族との話し合い、介護保険の利用方法の相談などにも力を入れています。自宅環境の整備のためにスタッフが、退院前に患者さんの自宅を訪れることも行っています。

リハビリテーション科について

職場復帰・家庭復帰・社会復帰・スポーツ復帰など、復帰を目指す治療を行います。

外来診療担当医表

最終更新日時:2021年2月24日 21時01分
 
田口(スポーツ外来)田口(スポーツ外来)田口(スポーツ外来)田口(スポーツ外来)田口(スポーツ外来)

学会等の研修・認定施設

  • 日本リハビリテーション医学会研修施設

診療実績(2020年1月~12月)

入院中リハビリテーション科紹介患者数

  急性期部門
紹介患者数 4,966人
全入院患者に占める割合 43.4%
平均年齢 74歳(0~106歳)
性別 男性2,459名、女性2,507人

 

疾患別内訳

疾患名 症例数 割合
心疾患 532名 10.5%
脳血管 493名 9.9%
肺炎 358名 7.2%
泌尿器癌 238名 4.8%
血液の癌 225名 4.5%
大腿骨頚部骨折 211名 4.2%
腎疾患 183名 3.7%
大腸癌 163名 3.3%
変形性膝関節症 159名 3.2%
変形性股関節症 159名 3.2%
脊椎手術 149名 3.0%
肺癌 116名 2.3%
胃癌 97名 2.0%
神経疾患 78名 1.6%
糖尿病 57名 1.1%
関節リウマチ 35名 0.7%
股関節唇損傷 32名 0.6%
半月板損傷 24名 0.5%
前十字靱帯損傷 10名 0.2%
その他の癌 306名 6.2%
その他の骨折 87名 1.8%
その他の腫瘍 64名 1.3%
その他 1,199名 24.1%

紹介科内訳

紹介科 患者数 割合
整形外科 880名 17.7%
外科 507名 10.2%
内科 458名 9.2%
泌尿器科 394名 7.9%
循環器内科 378名 7.6%
呼吸器内科・外科 356名 7.2%
脳神経外科 353名 7.1%
脳神経内科 291名 5.9%
腎臓内科 287名 5.8%
救急部 235名 4.7%
消化管内科 203名 4.1%
肝胆膵内科 181名 3.6%
血管外科 120名 2.4%
リウマチ科 112名 2.3%
心臓血管外科 87名 1.8%
形成・皮膚科 36名 0.7%
産婦人科 32名 0.6%
耳鼻科 15名 0.3%
小児科 14名 0.3%
乳腺外科 13名 0.3%
臨床腫瘍科 10名 0.2%
歯科 4名 0.1%

学術関係

(1)学会発表

氏名(発表者)演題学会名(開催地)発表月日
田口 浩之大腿骨頚部骨折、折れて転んだ人の骨折の引き金は立ち上がったなどの軽微な外力である第56回 日本リハビリテーション医学会学術集会(神戸)2019/6/14