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Tel : 089-924-1111

皮膚科

Department of Dermatology

頭から足の先まで、皮膚科は広い診療範囲をカバーし、湿疹、炎症、熱傷、潰瘍、腫瘍など多彩な疾患に対応しています。

皮膚科について

このページの内容

部長あいさつ

松山赤十字病院
皮膚科 部長
南 満芳

松山赤十字病院皮膚科は愛媛県の中核医療施設として、あらゆる皮膚疾患の診断、治療を行い、地域医療に貢献すべく努力しております。近年、皮膚科領域でも治療薬の進歩がめざましく、生物学的製剤という免疫・炎症をピンポイントで制御する薬が使用され高い治療効果が得られています。当院では、難治性の乾癬・アトピー性皮膚炎・蕁麻疹などで、生物学的製剤を用いた治療を積極的に導入しています。その他、重症軟部組織感染症、自己免疫性水疱症、重症型薬疹、熱傷、膠原病など入院治療が必要になる皮膚疾患に重点を置いて診療しています。皮膚腫瘍に関しても当科で診断、治療を行いますが、広範囲の切除、再建が必要な症例は、形成外科に手術を依頼しています。

当科受診をご希望の際には、待ち時間の短縮、スムーズな診察の進行のため、「かかりつけの医療機関」や「近所の診療所」から紹介状を書いてもらい、連携予約を取ってから受診されるようお願いいたします。病状が落ち着かれた方は、地域の医療機関へ逆紹介させていただきます。

皮膚科について

当科では、皮膚疾患全般にわたって診療を行っています。 近辺の病院、医院との連携を密にし、紹介患者さんを大切にする様心がけています。

外来診療担当医表

最終更新日時:2021年2月24日 20時25分
岩坂

学会等の研修・認定施設

  • 日本皮膚科学会認定専門医研修施設

診療実績(2022年1月~12月)

外来延患者数 15,753人 一日平均 63.2人
外来新患者数 3,416人 一日平均 8.1人

疾患別入院

疾患別入院 84人
円形脱毛症(パルス療法) 12人
蜂巣炎 10人
丹毒 5人
帯状疱疹 3人
熱傷 3人
水疱性類天疱瘡 3人
下腿皮膚潰瘍 3人
糖尿病性壊疽 2人
全身薬疹 2人
アナフィラキシーショック 2人
ガス壊疽 1人
汎発性湿疹 1人
日本紅斑熱 1人
褥瘡 1人
皮下血腫 1人
足部皮膚潰瘍 1人
特発性後天性全身性無汗症 1人

 

検査件数

皮膚生検 230件
パッチテスト 41件

処置件数

光線療法(PUVA、UVB) 554件
液体窒素冷凍凝固療法(疣贅、良性腫瘍) 434件
円形脱毛症に対する局所免疫療法(SADBE) 106件
局麻手術 27件
良性皮膚腫瘍切除 25件
陥入爪根治術 1件
糖尿病性壊疽・足趾切断 1件

学術関係(2022年実績)

(1)論文

氏名(筆頭者) 題名 掲載雑誌名
     

(1)学会発表

氏名(発表者) 題名 学会名(開催地) 発表月日
南満芳 Birt-Hogg-Dube(BHD)症候群の1例 第74回日本皮膚科学会愛媛地方会(松山) 2022.3.12
南満芳 難治性下肢潰瘍に対し吸着型血液浄化器(レオカーナ)を使用した2例 第156回日本皮膚科学会徳島地方会(徳島) 2022.5.29
岩坂麻衣子 右前腕に生じたMycobacterium intracellulare 感染症の1例 第75回日本皮膚科学会愛媛地方会(松山) 2022.10.8
南満芳 頭部皮膚潰瘍として発症したメトトレキサート関連リンパ増殖性疾患の1例 第157回日本皮膚科学会徳島地方会(徳島) 2022.11.26

(2)講演

氏名(発表者) 題名 学会名(開催地) 発表月日
南満芳 プライマリケアでよくみる皮膚疾患について:高齢者に多い疾患を中心に 令和4年第1回上浮穴郡医師会学術大会(web) 2022.8.19