松山赤十字病院皮膚科は愛媛県の中核医療施設として、あらゆる皮膚疾患の診断、治療を行い、地域医療に貢献すべく努力しております。近年、皮膚科領域でも治療薬の進歩がめざましく、生物学的製剤という免疫・炎症をピンポイントで制御する薬が使用され高い治療効果が得られています。当院では、難治性の乾癬・アトピー性皮膚炎・蕁麻疹などで、生物学的製剤を用いた治療を積極的に導入しています。その他、重症軟部組織感染症、自己免疫性水疱症、重症型薬疹、熱傷、膠原病など入院治療が必要になる皮膚疾患に重点を置いて診療しています。皮膚腫瘍に関しても当科で診断、治療を行いますが、広範囲の切除、再建が必要な症例は、形成外科に手術を依頼しています。
当科受診をご希望の際には、待ち時間の短縮、スムーズな診察の進行のため、「かかりつけの医療機関」や「近所の診療所」から紹介状を書いてもらい、連携予約を取ってから受診されるようお願いいたします。病状が落ち着かれた方は、地域の医療機関へ逆紹介させていただきます。
当科では、皮膚疾患全般にわたって診療を行っています。 近辺の病院、医院との連携を密にし、紹介患者さんを大切にする様心がけています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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南 | 南 | 岩坂 | 南 | 南 | |
※予約患者及び新患は紹介状をお持ちの方のみ診察いたします。 |
外来延患者数 | 16,092人 | 一日平均 | 44.1人 |
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外来新患者数 | 2,263人 | 一日平均 | 6.2人 |
疾患別入院 | 68人 |
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円形脱毛症(パルス療法) | 18人 |
蜂巣炎 | 13人 |
丹毒 | 10人 |
帯状疱疹 | 6人 |
糖尿病性壊疽 | 3人 |
熱傷 | 2人 |
水疱性類天疱瘡 | 2人 |
末梢性T細胞リンパ腫 | 2人 |
薬剤チャレンジテスト | 2人 |
水痘 | 2人 |
下腿潰瘍 | 1人 |
薬疹 | 1人 |
食物依存性運動誘発アナフィラキシー | 1人 |
アトピー性皮膚炎 | 1人 |
壊疽性膿皮症 | 1人 |
スティーブンス・ジョンソン症候群 | 1人 |
壊死性筋膜炎 | 1人 |
膿疱性乾癬 | 1人 |
皮膚生検 | 290件 |
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パッチテスト | 20件 |
光線療法(PUVA、UVB) | 447件 |
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液体窒素冷凍凝固療法(疣贅、良性腫瘍) | 391件 |
円形脱毛症に対する局所免疫療法(SADBE) | 95件 |
局麻手術 | 31件 |
良性皮膚腫瘍切除 | 25件 |
悪性皮膚腫瘍切除 | 6件 |
氏名(筆頭者) | 題名 | 掲載雑誌名 | |
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氏名(発表者) | 題名 | 学会名(開催地) | 発表月日 |
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南 満芳 | 緑膿菌敗血症を合併した壊疽性膿瘡の1例 | 第76回日本皮膚科学会愛媛地方会(松山) | 2023.3.25 |
南 満芳 | 梅毒合併尋常性乾癬に抗IL-17抗体製剤を投与した1例 | 第158回日本皮膚科学会徳島地方会(徳島) | 2023.5.28 |
岩坂 麻衣子 | ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群を合併した水痘再感染の1例 | 第77回日本皮膚科学会愛媛地方会(松山) | 2023.9.2 |
南 満芳 | Sjogren症候群に合併した限局性結節性アミロイドーシスの1例 | 第159回日本皮膚科学会徳島地方会(徳島) | 2023.12.2 |
氏名(発表者) | 題名 | 学会名(開催地) | 発表月日 |
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南 満芳 | アトピー性皮膚炎の治療とかゆみの管理について | 第275回名西郡医師会訪問看護ステーション委員会学術講演会(Web) | 2023.1.19 |
南 満芳 | 長期寛解維持を目指したアトピー性皮膚炎治療 | 松山市皮膚科医会1月例会特別講演(松山) | 2023.1.20 |
南 満芳 | そう痒性皮膚疾患における”かゆみ”のマネージメントについて | 阿南学術講演会(Web) | 2023.5.10 |
南 満芳 | 松山赤十字病院における乾癬診療の現状と生物学的製剤逆紹介に関する連携パスについて | 松山市皮膚科医会6月例会特別講演(松山) | 2023.6.16 |
南 満芳 | そう痒性皮膚疾患における”かゆみ”のマネージメントについて | 令和5年度生涯教育講座 第4回(松山) | 2023.711 |
南 満芳 | 新規非ステロイド外用剤を用いた小児アトピー性皮膚炎治療 | 松山小児科会 学術講演会(松山) | 2023.9.19 |
南 満芳 | 高齢者に多い皮膚疾患について ~乾癬治療における病診連携の紹介も含め~ | 喜多医師会学術講演会(大洲) | 2023.9.27 |