西10病棟は内科・リウマチ科・泌尿器科・婦人科(化学療法)、臨床腫瘍科の混合病棟です。
化学療法や免疫療法、放射線治療、輸血療法を目的として入退院を繰り返し、長期的に治療を行っている患者さんが多く、安心して治療を受けられるように日々多職種や専門チームと連携を取りながら定期的にカンファレンスも行い、安全・安楽な医療看護実践に努めています。入院時から退院後の生活を見据え、関係職種でカンファレンスを実施し療養支援も行っています。また、医療の進歩により治療薬が多様化・複雑化しているため看護の専門性を高める目的として定期的に勉強会も開催しています。
患者さんにとって安心感のある居場所づくりを行うことができるように、スタッフで力を合わせ患者さんと家族の気持ちにより添った看護を提供できるように努めています。
東10病棟は血液内科の病棟です。主に白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの血液疾患患者さんに化学療法や輸血療法を行っています。
院内で唯一、細胞治療室を14床有しており、造血幹細胞移植を含む強力化学療法による白血球減少にて易感染状態となった患者さんも安全かつ有効な治療を受けることが可能な環境となっています。またHCTC(造血幹細胞移植コーディネーター)が所属していることや、LTFU(移植後長期フォローアップ)外来を実施しており、移植前から退院後も患者さんやその家族が安心して日常生活を送れるよう、途切れのない支援を行っています。
今後も医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフなどの多職種で協働しながら、患者さんに寄り添い、専門性の高い看護を提供していきます。