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当院のご案内

院長あいさつ

院長あいさつ
松山赤十字病院 院長 横田 英介
松山赤十字病院
院長
横田 英介

 松山赤十字病院は大正2(1913)年に開設され今年で108年になります。
2005年に地域医療支援病院に承認され、地域の医療機関、施設との連携のもとに急性期の高度専門医療、救急医療等を担い地域完結型の医療を実践してまいりました。そのような中で昭和50年代に建設した施設の老朽化、狭隘化が進み新病院建設が喫緊の課題でしたが、愛媛県、松山市等の関係者の皆様のご尽力により隣接する東雲小学校の敷地の一部を活用することで現地での建替えが具体化し2014年10月に起工式を上げ着工しました。北側立体駐車場、北棟に続き、このたび2期工事の南棟が完成し3月15日にオープンしました。

 「がん診療」については、ロボット支援手術を泌尿器科から外科、産婦人科に導入し、放射線診断・治療部門では最新の機器を整備し化学療法センターとともに地域がん診療連携拠点病院としての体制を整え、がんゲノム医療連携病院に認定されました。南棟では血液内科に14床からなる無菌病棟が完成し先進の細胞治療の導入の準備も進めています。「重症集中治療部門」は、ICU・CCU、HCU併せて12床から20床に増床するとともに感染症対応の陰圧室、透析設備、映像システムを導入し、より迅速かつ集学的治療が可能となりました。「成育医療センター」では、北棟の周産期部門(産科病棟、NICU・GCU)と屋上庭園を挟んだ南棟に小児科病棟を配置し、個室数は19室と多く集中治療にも対応可能な4床室を整備し、入院患児のための院内学級は従来の小学校に加え中学校も整備しました。「外来部門」は南棟では消化管内科、肝胆膵内科、泌尿器科、血液浄化センター、中央検査室等の整備により診療機能の充実を目指します。また患者支援センターを地域医療連携室、療養支援室、医療相談室、病床管理室からなる新たな体制とし、患者の皆様や連携医療機関、施設の方々の窓口としてスムーズな対応ができるように努めてまいります。

 新病院建設にあたり国土交通省の補助事業である「サステナブル建築物等先導事業」に応募し、「自然エネルギーを有効活用したエコホスピタル」「快適な療養環境の創出と提供」「環境に優しいガーデンホスピタル」を軸とした設備、機能を取り入れることで、エネルギー自立と省CO2を満たした病院に生まれ変わります。

 世界的な流行(パンデミック)となった新型コロナウイルス感染症の終息には今しばらく時間がかかりそうです。当院は新病院オープンを機に充実した診療体制のもと、感染症指定医療機関としての役割を果たすとともに、地域医療支援病院として急性期の高度専門医療、救急医療等を担っていく所存です。今後、旧棟の解体工事の後に平面駐車場の整備を行いグランドオープンは2022年の予定で、患者の皆様、地域住民の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力の程お願い申し上げます。

2021年3月15日