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Tel : 089-924-1111

小児科

Department of Pediatrics

胎児期から思春期まで一貫して子どもとその家族を医療、保健、心理の面から支援しています。

小児科について

このページの内容

部長あいさつ

松山赤十字病院
小児科 部長
近藤 陽一

松山赤十字病院小児科は歴史が古く、当院開院13年後の大正15年に遡ります。地域でも最も歴史ある病院小児科として、長年小児医療の一翼を担ってきました。

平成16年にはそれまでの産科、小児科、小児外科を統合する形で成育医療センターとして生まれ変わりました。成育医療とは「受精、胎児から始まって、新生児、小児、思春期を経て次世代を育成する成人世代、即ちリプロダクションに生じる疾患に対する医療」と定義されていますが、当センターではさらに発展させて、「胎児期から思春期まで一貫してこどもとその家族を医療、保健、心理の面から支援を行う事」を目的としています。具体的には周産期部門において医学的ハイリスク妊婦にはチームの一員として胎児期から関わり、出生後のNICUにおける新生児への医療に繋げます。また社会的ハイリスク妊婦にも虐待予防、育児支援の観点から児童相談所、松山市こども総合相談センター等と共に妊娠中からのサポートを行っています。

小児医療部門では、小児救急においては松山市急患医療センターへの出務、小児二次救急医療機関としての救急患者受け入れ等関係機関と共に中予地区の小児救急に貢献しています。また児童虐待においては、愛媛県児童虐待医療ネットワークの基幹病院として関係機関と共に虐待予防、虐待症例診察等に対応しています。また専門医療として、新生児医療、血液腫瘍疾患、腎疾患、アレルギー疾患、内分泌疾患、神経疾患、心身症等の外来、入院症例に対応しています。長期入院児のためには院内学級(小・中学校)を開設しております。

新病棟オープン後も地域の関係機関と共により良い成育医療が提供できるように努力を続けていきます。

小児科について

現在小児科は14名の常勤医と非常勤医、カウンセラー、DA(医療秘書)、看護師等他職種により構成され全ての疾患領域に対して診療を行っています。また、地域周産母子センター、松山市小児二次救急医療機関、小児科専門医研修基幹施設、愛媛県児童虐待防止医療ネットワーク事業基幹施設等多くの重要な役割を担っています。

外来診療担当医表

最終更新日時:2022年5月11日 13時30分
 
米澤近藤(AM)鈴木新生児
(フォローアップ)
近藤
飯尾藤本片岡住友加賀田
小林三好住友髙岩米澤
眞庭眞庭上田(漢方)上田(内分泌)中野(AM)
片岡(PM)
第1・3
(小児循環器)
中野眞庭

学会等の研修・認定施設

  • 日本小児科学会小児科専門医研修施設
  • 日本小児科学会小児科専門医研修支援施設
  • 日本小児循環器学会小児循環器専門医修練施設
  • 日本周産期・新生児学会新生児専門医指定研修施設
  • 日本内分泌学会認定教育施設
  • 日本東洋医学会研修施設

診療実績(2020年1月~12月)

外来延患者数 16,467人
外来新患者数 2,618人
入院延患者数 8,233人
入院新患者数 1,182人
カウンセリング総患者数 890人
食物負荷試験数 242件
心エコー数 442件
脳波検査数 584件
腎生検 4件

小児科入院 1184名     2020年1月1日-12月31日

項目 (数字は人数) 内容 (数字は人数)
遺伝,先天奇形,染色体異常11 Down症候群、唇裂・口蓋裂、脊髄髄膜瘤など
栄養障害,代謝性疾患,消化器疾患82 糖尿病4、急性胃腸炎30(ノロ7)、細菌性腸炎22(サルモネラ8、病原性大腸菌2、カンピロバクター3、エルシニア2、CD1)、アセトン血性嘔吐症4、急性肝炎 脱水症、低血糖、周期性嘔吐症 腸重積4など急性虫垂炎11、鼡径ヘルニア手術6 先天性胆道閉鎖症、胆のう捻転
先天代謝異常,内分泌疾患29 ファブリー病、甲状腺機能異常症、成長ホルモン分泌不全、思春期早発症など
免疫異常,膠原病,リウマチ疾患,感染症182 川崎病34(不全型6)、IgA血管炎11 壊死性リンパ節炎、家族性地中海熱 PFAPA症候群 無菌性髄膜炎4 各種感染症(RSV14、ヒトメタ11、アデノウィルス6、COVID-19 7、EBV5、CMV2、溶連菌3、インフルエンザA17・B1、百日咳1) 、骨髄炎2、化膿性関節炎2、SSSS2、蜂窩織炎5、膿瘍2、リンパ節炎7、カポジ水痘様発疹症2
新生児疾患248 超低出生体重児1、極低出生体重児2、低出生体重児63、早産児、新生児仮死、新生児黄疸44、血液型不適合、Rh不適合、呼吸障害、気胸、胎便吸引症候群、新生児痙攣、不整脈 脳梗塞、脳室拡大,腸回転異常など
呼吸器,アレルギー358 気管支喘息37 気管支炎・肺炎45(マイコプラズマ4)、クループ症候群2,上気道炎40、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、アナフィラキシー18、食物アレルギー205、薬物アレルギー5など
循環器疾患8 不整脈、心室中隔欠損、心房中隔欠損、起立性調節障害など
血液,腫瘍 63 急性リンパ性白血病、非ホジキンリンパ腫、自己免疫性溶血性貧血、鉄欠乏性貧血、遺伝性球状赤血球症、免疫性血小板減少性紫斑病、血球貪食症候群、von Willebrand病など
腎・泌尿器疾患77 尿路感染症41、頻回再発型ネフローゼ症候群7、急性糸球体腎炎、急性腎不全6、紫斑病性腎炎2、出血性膀胱炎、停留精巣手術など
神経・筋疾患,精神疾患(精神行動異常),心身症90 急性脳症4(インフルエンザ脳症2、けいれん重積型二相性脳症1を含む)、ギラン・バレー症候群、視神経脊髄炎、脊髄性筋萎縮症、無熱性痙攣、熱性痙攣19 けいれん重積12、てんかん20、点頭てんかん2、不安障害・適応障害、摂食障害など
事故、外傷(虐待を含む)36 異物誤飲6、外傷3、頭部打撲9、硬膜下血腫、溺水、熱傷、熱中症、被虐待児・育児不全14など

小児科入院 1192名     2021年1月1日-12月31日

項目 (数字は人数) 内容 (数字は人数)
遺伝,先天奇形,染色体異常4 Down症候群、口唇裂、口蓋裂、Sturge-Weber症候群など
栄養障害,代謝性疾患,消化器疾患74 糖尿病4、クローン病、急性胃腸炎24(ノロ2)、細菌性腸炎16(サルモネラ6、カンピロバクター2、エルシニア1,CD1)、アセトン血性嘔吐症、周期性嘔吐症、低血糖、急性虫垂炎7、急性胆嚢炎、急性肝炎、外鼡径ヘルニア手術3
先天代謝異常,内分泌疾患33 甲状腺機能異常症、成長ホルモン分泌不全、思春期早発症、尿素サイクル異常症など
免疫異常,膠原病,リウマチ疾患,感染症220 川崎病38(不全型9)、MIS-C、全身性エリテマトーデス、若年性皮膚筋炎、IgA血管炎9、壊死性リンパ節炎2、PFAPA症候群 無菌性髄膜炎2、各種感染症(COVID-19 18、RSV81、アデノウィルス2、EBV2、CMV2、溶連菌3、突発性発疹7、手足口病2)、蜂窩織炎9、膿瘍3、リンパ節炎5、カポジ水痘様発疹症
新生児疾患271 超低出生体重児2、極低出生体重児7、低出生体重児91、新生児仮死、新生児黄疸54、血液型不適合、Rh不適合、呼吸障害、気胸、胎便吸引症候群、脳室拡大,腸回転異常など
呼吸器,アレルギー362 気管支喘息38 気管支炎・肺炎44、上気道炎32、クループ症候群16、多形紅斑、アナフィラキシー14、食物アレルギー205、薬剤アレルギー3など
循環器疾患5 不整脈、心室中隔欠損、心房中隔欠損、動脈管開存など
血液,腫瘍 30 急性リンパ性白血病、骨髄異形成症候群、一過性骨髄増殖症、再生不良性貧血、遺伝性球状赤血球症、免疫性血小板減少性紫斑病、von Willebrand病など
腎・泌尿器疾患98 尿路感染症38、ネフローゼ症候群11、急性糸球体腎炎、急性腎不全、薬剤性腎障害、IgA腎症4、紫斑病性腎炎4、ループス腎炎2、神経因性膀胱、外鼡径ヘルニア手術9
神経・筋疾患,精神疾患(精神行動異常),心身症74 急性脳症2(けいれん重積型二相性脳症1を含む)、急性散在性脳脊髄炎、脊髄性筋萎縮症6、熱性痙攣30 けいれん重積11、軽症胃腸炎関連けいれん、乳児痙攣、てんかん8、摂食障害5、不安障害など
事故、外傷(虐待を含む)21 異物誤飲9、気管支異物、急性くも膜下血腫、急性硬膜外血腫、溺水、熱中症4、被虐待児・育児不全4

学術関係

(1)論文

氏名(筆頭者) 題名 掲載雑誌名
上田 晃三 【子どもと漢方-日常診療に役立つ考え方・使い方】小児の腹痛 小児科
上田 晃三 飯塚病院 月曜カンファレンス 臨床経験報告会より『最近の治験・知見・事件!? パートⅡ (83)』-通算(98)-
冷えを訴える小児の2症例と多汗症の1乳児例
漢方の臨床

(2)学会発表

氏名(発表者) 演題 学会名(開催地) 発表月日
上田 晃三 MESDC2変異を認めた骨形成不全症の一例 第93回日本内分泌学会学術総会(Web) 2020.7.20

(3)講演

氏名(発表者) 演題 講演名(開催地) 発表月日
西﨑 眞理 オムツをはずそう ~トイレットトレーニング②~ 育児健康塾(松山) 2020/1/20
近藤 陽一 きょうだい同士のコミュニケーション 育児健康塾(松山) 2020/2/10
西﨑 眞理 子どもの睡眠 育児健康塾(松山) 2020/3/9
近藤 陽一 誰でも育児は疲れる ~子育てのストレスを減らす方法~ 育児健康塾(松山) 2020/6/8
西﨑 眞理 小児科医からみた児童虐待の現状について 令和2年度 中予地区里親会基礎研修(松山) 2020/6/20
西﨑 眞理 オムツをはずそう ~トイレットトレーニング①~ 育児健康塾(松山) 2020/7/13
西﨑 眞理 子どもの困った行動への対応 Q&A 育児健康塾(松山) 2020/9/14
近藤 陽一 親子のコミュニケーション 育児健康塾(松山) 2020/10/12
近藤 陽一 COVID-19時代の松山赤十字病院の感染管理 今治小児科医会講演会(Web) 2020/10/28
西﨑 眞理 自然災害 ~子どもを守るために備える~ 育児健康塾(松山) 2020/11/16
藤本 耕慈 腎性低尿酸血症に運動後急性腎障害を合併した10歳男児例  第101回日本小児科学会愛媛地方会(松山) 2020/11/23
西﨑 眞理 子どもと性的虐待・性被害 えひめ男女共同参画フェスティバル2020(松山) 2020/12/6
近藤 陽一 子どものほめ方・叱り方 ~子育て上手な親になるために~ 育児健康塾(松山) 2020/12/14