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Tel : 089-924-1111

腎臓内科
(腎センター)

Department of Nephrology

慢性の腎疾患から急性腎不全まで、また各種血液浄化法の施術など、あらゆる腎疾患診療に取り組んでいます。

松山赤十字病院 腎臓内科

腎臓内科

このページの内容

部長あいさつ

松山赤十字病院 腎臓内科 部長
松山赤十字病院
腎臓内科 部長
上村 太朗

地域の皆様に於かれましては、日頃より松山赤十字病院をご支援頂き深く御礼申し上げます。当院腎臓内科は地域の腎疾患診療の中核のひとつとしての責任を担うべく、近隣の先生方の御指導や地域の皆様のご協力のもと、昭和60年より一貫した診療ポリシーを持ち日常診療を行っております。昨今の高齢化を受け腎疾患診療においても疾患構造が変化し、診療する我々も変化していく事の必要性を痛感しております。新しい取り組みを行いつつも、これまでの診療ポリシーを継続し腎疾患診療を通じ地域の医療や社会に信頼され、貢献出来る腎臓内科を目指し努力してまいります。

腎臓内科について

腎臓内科

腎臓内科では、検診での検尿異常や腎機能障害の診療から始まり、腎不全治療から透析開始に至る方、透析患者様の色々な合併症に至るまで、患者様が安心して継続的に診療を受けて頂けるよう幅広く診療に取り組んでいます。また患者様により早く腎疾患やその治療への理解を深める事ができ、長期的に腎臓が守れるよう治療に取り組んで頂ける支援として、外来看護師による腎臓病療養指導外来、そのために必要な人材育成にも力を注いでいます。地域の皆様に安心の腎疾患診療をお届けできる腎臓内科を目指して努力してまいります。

外来診療担当医表

最終更新日時:2023年5月31日 13時44分
初・再診上村上村手術日上村
森田上原森田
腹膜透析外来第1週 岡
第1週 森田
第2.3.4週 岡
第1・3週 上原第3週 上村
第2・4週 岡留

学会等の研修・認定施設

  • 日本腎臓学会研修施設
  • 日本透析医学会認定施設

診療実績(2022年1月~12月)

(1)外来延患者数

外来延患者数 20,007人
一日平均患者数 54.8人
新患者数 1,150人

(2)入院延患者数

入院延患者数 12,603人

(3)治療成績

外来透析件数 3,781件(1カ月平均 315件)
入院透析件数 4,870件(1カ月平均 406件)

 

(4)血液透析導入患者数

血液透析導入患者数 71人
腹膜透析導入患者数 19人
(腹膜透析導入割合 21.0%)

(5)手術件数

手術件数

200例
内シャント造設術(106)、人工血管移植関連(36)、動脈表在化(21)、腹膜透析カテーテル関連(37)

 

(6)PTA(経皮的シャント血管拡張術)

PTA(経皮的シャント血管拡張術)

379例

(緊急症例 41%)

(7)長期留置カテーテル挿入術

長期留置カテーテル挿入術

43例

(緊急症例 42%)

学術関係

(1)論文

氏名(筆頭者) 題名 掲載雑誌名
櫻井 裕子 ネフローゼ症候群の治療中に新型コロナウイルス感染症に罹患した超高齢の1例 日本内科学会雑誌110:2601-2605,2021
岡 英明 新型コロナウイルス感染症に後腹膜出血を合併した透析患者の1例 類似症例を踏まえての抗血栓療法に関する提言 日本透析医学会雑誌54:583-589,2021
吉沢 明成 新型コロナウイルス感染症の隔離解除直後に急性心筋梗塞を発症した一例 松山赤十字病院医学雑誌46:19-23,2021
奈路田 悠桃 トシリズマブが奏功したアスピリン喘息と2型糖尿病を合併したCOVID-19の一例 松山赤十字病院医学雑誌46:25-30,2021
上村 太朗 鉄欠乏性貧血患者に対するクエン酸第二鉄水和物の鉄補充効果 CKDの影響 日本腎臓学会誌64:475,2021
岩本 昂樹 長期型バスキュラーカテーテル抜去後に頸部鬱血から気管挿管に至った一例 日本透析医学会雑誌54(Suppl.1):330,2021

(2)学会発表

氏名(発表者) 題名 学会名(開催地) 発表月日
岩本 昂樹 長期型バスキュラーカテーテル抜去後に頸部鬱血から気管挿管に至った一例 第66回日本透析医学会学術集会・総会(横浜) 2021.6.4
上村 太朗 鉄欠乏性貧血患者に対するクエン酸第二鉄水和物の鉄補充効果 CKDの影響 第64回日本腎臓学会学術総会(横浜・Web) 2021.6.18
安藤 翔太 ⾎栓性閉塞に対して⽣検鉗⼦を⽤いて⾎栓回収した症例 第55回四国透析療法研究会(Web) 2021.10.17
櫻井 裕⼦ ⼈⼯⾎管内シャント(AVG)に対するステントグラフトの有効性と今後の課題 第55回四国透析療法研究会(Web) 2021.10.17

(3)講演

氏名(発表者) 題名 学会名(開催地) 発表月日
上村 太朗 保存期腎不全診療におけるHIF-PH阻害薬の役割 四万⼗医師会学術講演会(Web) 2021.1.19
上村 太朗 CAPD WEBセミナー(Overview) CAPD WEB seminar (Web) 2021.1.21
上村 太朗 保存期腎不全においてHIF-PHIに期待すること 腎性貧⾎治療を考える会(Web) 2021.3.18
上村 太朗 腎臓内科医は⾼尿酸⾎症とどう向き合うか 愛媛県病院薬剤師会南予⽀部研修会(Web) 2021.3.23
上村 太朗 腎臓内科医の考えると⾼尿酸⾎症治療戦略とは 愛媛県病院薬剤師会中予⽀部研修会(Web) 2021.6.17
上村 太朗 CKD予後改善ための介⼊のポイント CKD WEBカンファレンス(Web) 2021.7.5
上村 太朗 エリアでのCKD多職種連携〜医師の⽴場から〜 愛媛県病院薬剤師会東予⽀部研修会(Web) 2021.7.6
上村 太朗 腎性貧⾎の最新の治療戦略 四万⼗市医師会学術講演会(Web) 2021.7.24
上村 太朗 糖尿病治療薬の選択のポイント-腎臓専⾨医の⽴場から-  GLP1RA WEB講演会(Web) 2021.8.5
上村 太朗 HIF-PH阻害薬の果たす役割と適正使⽤について考える HIF-PHI WEBセミナー(Web) 2021.8.26
上村 太朗 地域で取り組む慢性腎臓病治療 明⽇からの慢性腎臓病を考える会(Web) 2021.8.31
上村 太朗 慢性腎臓病(CKD)診療のポイント ⽇本⼥性薬剤師会・薬剤師継続学習通信教育講座(Web) 2021.9.12
上村 太朗 ⼼疾患における腎性貧⾎の重要性 腎性貧⾎を循環器内科医と考える会(Web) 2021.9.16
上村 太朗 腎臓内科医の考える⾼尿酸⾎症治療の重要性と薬物選択 名⻄郡・徳島⻄医師会学術講演会(Web) 2021.10.19
上村 太朗 HIF-PH阻害薬使⽤時の鉄コントロールについて 腎性貧⾎治療セミナー in 愛媛(Web) 2021.11.11
上村 太朗 慢性腎臓病の病態と治療・指導について 令和3年度健康相談者・栄養事業従事者合同研修会(松山) 2021.11.24
上村 太朗 シンポジウム6:ステントグラフトの適応と限界(応⽤編) 第25回⽇本透析アクセス医学会学術集会・総会(Web) 2021.11.27
上村 太朗 ⼼腎連関から考えるCKD治療 愛媛の⼼腎連関を考える会 in 南予(Web) 2021.12.13
上村 太朗 訪問看護ステーションとの連携の実際 四国PD地域連携セミナー(Web) 2021.12.14
上村 太朗 CKDの病診連携について 病院薬剤師会第5回WEB勉強会(Web) 2021.12.15