地域の皆様に於かれましては、日頃より松山赤十字病院をご支援頂き深く御礼申し上げます。当院腎臓内科は地域の腎疾患診療の中核のひとつとしての責任を担うべく、近隣の先生方の御指導や地域の皆様のご協力のもと、昭和60年より一貫した診療ポリシーを持ち日常診療を行っております。昨今の高齢化を受け腎疾患診療においても疾患構造が変化し、診療する我々も変化していく事の必要性を痛感しております。令和7年からは生体腎移植に取り組むなど新しい取り組みを行いつつも、これまでの診療ポリシーを継続し腎疾患診療を通じ地域の医療や社会に信頼され、貢献出来る腎臓内科を目指し努力してまいります。
腎臓内科では、検診での検尿異常や腎機能障害の診療から始まり、腎不全治療から透析開始に至る方、透析患者様の色々な合併症に至るまで、患者様が安心して継続的に診療を受けて頂けるよう幅広く診療に取り組んでいます。また患者様により早く腎疾患やその治療への理解を深める事ができ、長期的に腎臓が守れるよう治療に取り組んで頂ける支援として、外来看護師による腎臓病療養指導外来、そのために必要な人材育成にも力を注いでいます。地域の皆様に安心の腎疾患診療をお届けできる腎臓内科を目指して努力してまいります。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 初・再診 | 上村 | 大賀 | 手術日 | 上村 | 岡 |
| 角 | 冲永 | 岡 | 木船 | ||
| 畑中 | 大田 | ||||
| 腹膜透析外来 | 第1週 大田 第2週 岡 第3週 木船 第4週 畑中 | 第1週 藤本 第2週 角 第3週 上村 第4週 大賀 |
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| ※緊急以外のPTAは火・木・金曜日にご紹介ください。 ※初診の患者さまは、紹介状をお持ちの方のみ診察をさせていただきます。 |
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| 外来延患者数 | 19,300人 |
|---|---|
| 一日平均患者数 | 52.7人 |
| 新患者数 | 1,118人 |
| 入院延患者数 | 10,661人 |
|---|
| 外来透析件数 | 3,131件(1カ月平均 260.9件) |
|---|---|
| 入院透析件数 | 4,360件(1カ月平均 363.3件) |
| 血液透析導入患者数 | 70人 |
|---|---|
| 腹膜透析導入患者数 | 19人 (腹膜透析導入割合 21.3%) |
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手術件数 |
186例 |
|---|
| PTA(経皮的シャント血管拡張術) |
403例 |
|---|
| 長期留置カテーテル挿入術 |
43例 (緊急症例 42%) |
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| 氏名(筆頭者) | 題名 | 掲載雑誌名 |
|---|---|---|
| Oka H | The place and cause of death of Japanese peritoneal dialysis patients | Renal Replacement Therapy |
| 上村 太朗 | 包括的高度慢性下肢虚血の治療戦略 LDL吸着療法を中心として | 日本血液浄化技術学会会誌 |
| 岡 英明 | 【新人ナース応援号!透析患者の病態生理と透析療法 腎臓のはたらきと透析のしくみがわかる!】腎臓のはたらき 血圧を調節する | 透析ケア |
| 森原 梓 | VAIVT間隔の長短によらずステントグラフトは有効である 今後の人工血管植込み位置に関する考察 | 日本透析医学会雑誌 |
| 氏名(発表者) | 題名 | 学会名(開催地) | 発表月日 |
|---|---|---|---|
| 橋本 諒司 | 内シャント造設術を契機に発症した溶血性貧血の一例 | 第69回日本透析医学会学術集会・総会(横浜) | 2024.6.7 |
| 中村 昌平 | 透析導入期に尿毒症性心外膜炎による心タンポナーデを合併した1例 | 第69回日本透析医学会学術集会・総会(横浜) | 2024.6.8 |
| 河合琴海 | 産褥心筋症を発症したIgA腎症による慢性腎臓病の1例 | 第130回内科学会四国地方会(徳島) | 2024.6.16 |
| 大田 佳奈 | 紅麹関連製品に起因するFanconi症候群の一例 | 第54回日本腎臓学会西部学術大会(姫路) | 2024.10.5 |
| 原 裕一郎 | 溶連菌菌血症極期に発症した成人の溶連菌感染症後急性糸球体腎炎の一例 | 第54回日本腎臓学会西部学術大会(姫路) | 2024.10.5 |
| 木村 駿太 | IgG4関連腎臓病合併が疑われた顕微鏡的多発血管炎の一例 | 第54回日本腎臓学会西部学術大会(姫路) | 2024.10.6 |
| 上村 太朗 | 透析CLTI治療におけるレオカーナの運用と効果 | 第58回四国透析療法研究会(高松) | 2024.10.13 |
| 角 遼 | PD カテーテルトンネル感染に対して皮下カフ露出術を行った一例 | 第58回四国透析療法研究会(高松) | 2024.10.13 |
| 木村 駿太 | 心臓手術の術後管理における PD と HD の比較 | 第58回四国透析療法研究会(高松) | 2024.10.13 |
| 原 裕一郎 | Pantoea dispersaを起因菌としたPD腹膜炎の一例 | 第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会(福岡) | 2024.11.16 |
| 角 遼 | PDカテーテルトンネル感染に対して皮下カフ露出術を行った一例 | 第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会(福岡) | 2024.11.16 |
| 岡 英明 | 臨時受診なしでのPD腹膜炎の診断・治療経験 | 第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会(福岡) | 2024.11.16 |
| 森原 梓 | Salmonella菌血症に腹膜炎を合併し死亡したPD患者の一例 | 第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会(福岡) | 2024.11.16 |
| 上村 太朗 | ICTが拓くCAPDの地域連携の今後~多様な患者層への腹膜透析を支える情報連携の重要性~ | 第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会(福岡) | 2024.11.17 |
| 岡 英明 | ワルファリン内服中に胆嚢炎を発症し出血性腹膜炎を合併したPD症例 | 第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会(福岡) | 2024.11.17 |
| 木船 美佳 | アシストPDを安全に導入できたShy-Drager症候群の一例 | 第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会(福岡) | 2024.11.17 |
| 升 瞳碧 | 糖尿病関連腎臓病の早期診断における試験紙法の限界と尿アルブミンクレアチニン比測定の重要性 | 第131回内科学会四国地方会(松山) | 2024.12.15 |
| 氏名(発表者) | 題名 | 学会名(開催地) | 発表月日 |
|---|---|---|---|
| 岡 英明 | 多様な PD 患者に対応する為の多様な地域連携 | 第58回四国透析療法研究会ランチョンセミナー(高松) | 2024.10.13 |
| 岡 英明 | 多様なPD患者に対応する為の多様な地域連携 | 第30回日本腹膜透析医学会学術集会・総会教育講演(福岡) | 2024.11.17 |