がん診療推進室

日本におけるがん患者数は年々増加傾向にあり、当院においても、ここ5年間で30%以上の増加となっています。このような状況の中、厚生労働省は、現在全国に約400ヶ所の病院をがん医療の中心として「がん診療連携拠点病院」に指定し、どこの地域でも「質の高いがん医療」が提供できるようにしています。

当院においても、平成19年に『地域がん診療連携拠点病院』の指定を受け、さらに平成23年4月には、がん診療体制の充実・強化を図るために院長直轄の部門として『がん診療推進室』を設置し、これにより各部門のスタッフが恒常的に情報交換・連携することのできる組織体制が整いました。

がん診療推進室では、各診療科におけるがん診療を充実させるとともに、化学療法センターにおける抗がん剤治療や緩和ケアチームによる活動の充実を図っています。また、がん患者さんとそのご家族に対する相談・支援を行う『がん相談支援センター』では、年間延べ1,300件を超える相談に対応しており、単なる情報提供にとどまらず、患者さんとそのご家族の悩み解決のための支援を行っています。そのほか、院内専門領域の教育および人材育成のための各種勉強会・研修会の企画運営を行っており、がん医療に携わる専門・認定資格者の育成支援も積極的に行っています。

今後も、地域医療機関・福祉施設との連携を図りながら、ひとりでも多くのがん患者さんへ質の高い切れ目のないがん医療を提供できるよう取り組んでまいります。