採用情報

病院運営には多様な職種のチーム力が必要です。求められる知識もスキルもさまざま。活躍の場は誰にもある、といえます。

事務部
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事務部について
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事務部長
基本理念、基本方針を誠実に実践しながら
存在感のある事務部を目指しています

事務部長

乃万 孝樹

 松山赤十字病院のホームページ、そして事務職員募集のサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。

 急速な少子高齢化や情報通信技術の著しい進歩、SNSの普及など、時代の流れのなかで病院を取り巻く環境は大きく変化しています。この環境の変化に伴い、私たち事務職員にとりましても、多職種から求められる役割や期待は年々高まっているように感じています。病院の事務業務は多くの皆さんがイメージされる医療事務を中心とした時代もありましたが、本サイト内の「各部署紹介」にも掲載のとおり、今では担う業務内容は広範多岐にわたっています。一方で「事務職員による災害救護活動の実際」をご覧いただきますと、強い使命感と責任感が求められる日本赤十字社の事務職員は、単なるデスクワークだけではないことを感じ取っていただけると思います。直近に発生しました能登半島地震におきましても複数名の事務職員が被災地で医師、看護師などとともに災害救護活動に従事しています。

 私が入職しました昭和62年当時、事務職員は110名余りでしたが、今では300名を超える職員(派遣職員を含む)がそれぞれのステージで協働と共助の気持ちを大切にしながら、温かい職場環境のなかでスキルを高めあっています。

 平成26年度から展開してきました新病院建設事業は外構工事の完工をもちまして、令和4年12月26日に晴れてグランドオープンいたしました。

 地域の皆様から真に信頼され、選んでいただける病院、この目指すべき病院の姿を実現するためには、新たなマンパワーが必要です。私が魅力としています「何よりも健康(タフ)で、事務職員に求められる資質のベースとなる事務作業の正確性と敏速性を兼ね備え、相手の立場を尊重しながら、さりげない目配りや気配り、心配りのできる方」と事務職員の立場から共に地域医療へ貢献できる日を心待ちにしています。

基本理念・基本方針

資格取得状況

次代を担う事務職員(人材)を育成していくことは、病院の重要な使命と捉え、基本方針にも掲げています。
その取り組みの一つとして各種資格の取得を推奨しています。取得に要する費用(受験料や交通費等)は、病院が必要としている資格であれば、病院が負担するよう積極的に支援を行っています。
医療を取り巻く環境の変動に即応できる知識の習得、また他職種から信頼される事務職員を目指して、それぞれがスキルアップに努めています。

区分 資格 取得者数
1 社会福祉士 10名
2 精神保健福祉士 3名
3 社会保険労務士 1名
4 病院経営管理士 2名
5 医療経営士3級 1名
6 医療情報技師 4名
7 情報処理技術者(ITパスポート試験) 2名
8 診療情報管理士 33名
9 診療情報管理士通信教育(DPCコース) 10名
10 院内がん登録実務中級者認定 2名
11 院内がん登録実務初級者認定 7名
区分 資格 取得者数
12 診療報酬請求事務能力認定者 36名
13 医師事務作業補助技能認定者 49名
14 防火管理者 57名
15 防災管理者 57名
16 自衛消防業務講習受講者 57名
17 防災士 1名
18 無線従事者免許証特殊無線技士
(無線電話乙)災害用無線対応
1名
19 赤十字救急法指導員 1名
20 救急法講師 1名

 

事務職員による災害救護活動の実際

日本赤十字社の一員として、強い使命感と責任感をもって国内外で様々な救護活動を展開しています。
救急法の基礎を学んだり、毎年、計画的に実施される災害救護訓練や救護研修会に参加することで、必要なノウハウの体得に努めています。被災地では、医師、看護師等の医療スタッフが円滑に医療救護活動が展開できるよう、車両操作や事務連絡・調整等の重要な任務を担っています。

阪神・淡路大震災

出動日 出動数 活動内容
1月17日~19日 1名 救護班第1班として神戸市内での医療救護活動
1月18日~19日 2名 救護班第2班として神戸市内での医療救護活動
1月24日 1名 神戸赤十字病院応援派遣職員の搬送
1月25日~27日 2名 救護班第3班として神戸市内での医療救護活動
1月31日~2月4日 2名 救護班第4班として神戸市内での医療救護活動
1月31日~2月8日 1名 神戸赤十字病院において事務業務の支援
2月1日 1名 神戸赤十字病院応援派遣職員の搬送
2月6日~9日 3名 救護班第5班として神戸市内での医療救護活動
2月8日 1名 神戸赤十字病院応援派遣職員の搬送
2月19日~21日 2名 救護班第6班として神戸市内での医療救護活動
3月9日 ~13日 2名 救護班第7班として神戸市内での医療救護活動

高知県集中豪雨災害
期間 平成10年(1998年)9月24日~25日

出動日 出動数 活動内容
9月26日 2名 避難住民に毛布、日用品等の救援物資の配分活動を展開

新居浜大成院土砂災害
発生日 平成16年(2004年)9月29日

出動日 出動数 活動内容
9月29日~30日 1名 支部職員とともに連絡調整要員として活動を展開

新潟県中越地震

出動日 出動数 活動内容
11月7日 ~11日 1名 救護班として医師、看護師、臨床検査技師とともに小千谷市で医療救護活動を展開

スマトラ島沖地震・津波災害

出動日 出動数 活動内容
平成18年1月31日~平成18年5月20日 1名 国際救援・開発協力要員(事務管理)としてスリランカで復興支援活動を展開
平成18年5月27日~平成18年7月30日 1名 国際救援・開発協力要員(事務管理)としてインドネシアで復興支援活動を展開

東日本大震災

出動日 出動数 活動内容
3月12日~17日 2名 救護第1班として医師、看護師、臨床検査技師とともに福島、石巻市で医療救護活動を展開
3月14日~19日 1名 救護第2班として医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師とともに石巻市で医療救護活動を展開
3月18日~23日 1名 救護第3班として医師、看護師、診療放射線技師、作業療法士とともに石巻市で医療救護活動を展開
3月24日~29日 2名 救護第4班として医師、看護師、調理師とともに石巻市で医療救護活動を展開
3月24日~31日 1名 石巻赤十字病院において事務業務を支援
3月28日~4月2日 1名 救護第5班として医師、看護師、薬剤師、理学療法士とともに石巻市で医療救護活動を展開
4月5日~9日 1名 救護第6班として医師、看護師、診療放射線技師とともに石巻市で医療救護活動を展開
4月18日~22日 1名 救護第7班として医師、看護師とともに石巻市で医療救護活動を展開
4月25日~29日 1名 救護第8班として医師、看護師とともに石巻市で医療救護活動を展開
5月5日~10日 1名 救護第9班として医師、看護師とともに石巻市で医療救護活動を展開
5月17日~22日 2名 救護第10班として医師、看護師とともに石巻市で医療救護活動を展開
6月16日~21日 2名 救護第11班として医師、看護師とともに石巻市で医療救護活動を展開

広島豪雨災害

出動日 出動数 活動内容
8月27日~29日 1名 救護班として医師、看護師、薬剤師とともに広島市で医療救護活動を展開

熊本地震

出動日 出動数 活動内容
4月16日~17日 1名 熊本市に救援物資(毛布)の輸送活動を展開
4月17日~21日 1名 DMAT班として医師、看護師とともに菊池市で医療救護活動を展開
4月21日~24日 1名 救護第2班として医師、看護師、 臨床工学技士とともに益城町、熊本市で医療救護活動を展開
5月11日~15日 1名 救護第5班として医師、看護師、 臨床工学技士とともに益城町で 医療救護活動を展開

西日本豪雨災害

出動日 出動数 活動内容
7月8日~15日 1名 7月13日に支部・血液センター職員と交代で愛媛県災害対策本部において情報調整員として活動
7月23日~24日 1名 こころのケア(健康支援)チーム第3班として看護師とともに大洲市役所、新谷公民館、八多喜公民館にて市および公民館職員や被災者に対してこころのケア活動を展開

石鎚山救護活動

西日本最高峰である石鎚山のお山開きにあわせて、毎年7月初旬に看護師、コ・メディカル等とともに登山者等に対する医療救護活動を展開。

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