放射線治療はがん治療の三本柱の一つとして担う役割も広く、近年はがん免疫との関連も研究が進み、その役割は更に重要なものとなっています。
ここ十数年でのテクノロジーの進歩は目覚ましく、放射線治療の分野においても定位照射や強度変調放射線治療、画像誘導放射線治療など高精度放射線治療も長足の進歩を遂げています。当院においても最新の放射線治療機を導入し、様々な高精度放射線治療を提供しています。
放射線治療はがん治療において根治的治療から緩和的治療まで幅広く威力を発揮する頼りになる武器であり、また低侵襲治療という優れた特質があります。この放射線治療の長所を最大限に活かせる様、当部門の治療スタッフが日々診療にあたっています。
当科では各診療科と密接に連携を取りながら、最新の治療装置にて頭頸部癌や前立腺癌への強度変調放射線治療をはじめ、各種がんに対する高精度放射線照射を行っています。その他も前立腺癌への密封小線源治療や、悪性リンパ腫へのRI標識抗体療法など、幅広い疾患へ低侵襲で患者さんのQOLを重視した治療を行っています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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浦島 | 浦島 | 浦島 |
放射線治療 | 266 |
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※強度変調放射線治療 | 78例 (頭頸部19例、前立腺癌40例、その他 19例) |
定位放射線治療 | 11例 |
密封小線源治療 | 7例 |
氏名(発表者) | 演題 | 学会名(開催地) | 発表月日 |
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浦島 雄介 |
当院における胃悪性リンパ腫の治療症例の検討 |
日本放射線腫瘍学会第32回学術大会(名古屋) | 2019/11/21 |