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Tel : 089-924-1111

肝胆膵内科
(肝胆膵センター)

Center for Liver-Biliary-Pancreatic Diseases

肝臓・胆のう・膵臓領域の疾患に、最先端の検査・治療をご提供いたします。

肝胆膵内科について

このページの内容

部長挨拶

松山赤十字病院
肝胆膵内科 部長
横田 智行

2022年4月より新体制での診療となりましたが、今まで通り最先端の技術を用いた専門性の高い治療ができる体制を維持していきます。

ウイルス肝炎を含め肝疾患に対しては常に最新の治療法を提供しています。特に肝癌の治療においては全国トップレベルの症例数を誇るラジオ波焼灼術やマイクロ波凝固療法などの局所治療に加えて、TACEや近年目覚ましい進歩を遂げている全身化学療法も駆使して症例に応じた最善の治療を行っています。

胆・膵領域では診断・治療目的の超音波内視鏡検査に注力しています。また、通常のERCPに加えて術後症例などの検査困難例に対しても小腸鏡や胆道鏡を用いて積極的に精査・加療を行っています。

外科や臨床腫瘍科ともカンファレンスなどを通じて密に連携を行い、近年治療選択肢として注目されているゲノム医療についても積極的に活用する体制を整えています。

上述の如く高度な専門性を維持しながら患者さんと信頼関係を築き、安全・安心な治療を今後も提供してまいります。

肝胆膵内科(肝胆膵センター)

肝胆膵

肝臓・胆のう・膵臓領域について、専門性を高め、最先端の検査・治療を提供できる体制を整えています。肝臓疾患において、特にC型肝炎治療はめざましい進歩を遂げ、新しい内服薬の登場でほぼ100%のウイルス排除が得られるようになり、当科でも多くの患者さんがHCV排除が得られています。肝癌症例に対しては腫瘍血管塞栓術(TACE)とラジオ波焼灼術(RFA)を中心とした治療を行い、特にRFAは全国でもトップレベルの症例数を維持しております。また2020年9月から使用可能となった免疫チェックポイント阻害薬、複数の分子標的治療薬などの化学療法も積極的に導入して、肝癌に対する更なる治療成績の向上を目指しています。肝硬変に伴って発生する食道胃静脈瘤に対してはEIS、EVL、BRTOなどの処置がいつでも施行できる体制を整えており、より安全に行えるようになっています。胆・膵領域では内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)や超音波内視鏡(EUS)などを用いた精度の高い診断を行っています。またそれらの技術を用いた内視鏡的ステント挿入術(胆管ステント、胆のうステント、膵管ステント、十二指腸ステント)や膵生検、術後胃における小腸鏡を用いた胆管処置、EUSを用いた膵仮性のう胞および胆道のドレナージなど他院では施行困難な処置を積極的に行っています。

外来診療担当医表

最終更新日時:2022年4月5日 9時18分
午前眞柴横田畔元横田横田
畔元眞柴越智眞柴眞柴
越智越智天野天野田中
天野
午後越智横田畔元横田横田
眞柴天野眞柴眞柴
天野天野田中

学会等の研修・認定施設

  • 日本肝臓学会認定施設
  • 日本消化器内視鏡学会認定指導施設
  • 日本消化器病学会専門医制度による認定施設
  • 日本胆道学会認定指導施設
  • 日本膵臓学会認定指導施設
  • 日本超音波医学会認定超音波専門医研修基幹施設

診療実績(2020年1月~12月)

外来新患者数 1,920人
外来延患者数 21,173人

疾患別入院

肝疾患 470人
胆道疾患 457人
膵疾患 244人
その他 22人

検査・処置件数

血管造影 168件
ラジオ波焼灼術(RFA) 184件
肝生検 66件
経皮胆道ドレナージ(PTBD/PTGBA) 27件
小腸鏡を用いたERCP 18件
内視鏡的逆行性胆管・膵管造影(ERCP/EPBD/EST) 535件
超音波内視鏡(EUS穿刺などの関連手技を含む) 317件
食道・胃静脈瘤治療(EIS/EVL/EISL/スクレロ/BRTO) 50件
上部消化管内視鏡検査 500件

学術関係

(1)論文

氏名(筆頭者) 題名 掲載雑誌名
Joko K Relation of Reduction of Antibodies against Hepatitis B Virus to Hepatocellular Carcinoma Recurrence in the Patients with Resolved Hepatitis B Virus Infection Following Direct-acting Antiviral Therapy for Hepatitis C Virus Infection Euroasian Journal of Hepato-Gastroenterology
9:78-83,2019
Mashiba T Real-world efficacy of elbasvir and grazoprevir for hepatitis C virus (genotype 1): A nationwide, multicenter study by the Japanese Red Cross Hospital Liver Study Group Hepatol Res
49:1114-1120,2019
Joko K Acute liver failure and intractable gastric ulcer in plasma Prekallikrein deficiency Mastuyama R.C.Hosp.J.Med.
44:21-27,2019

(2)学会発表

氏名(発表者) 演題 学会名(開催地) 発表月日
上甲康二 肝癌治療後のC型肝炎に対するDAA治療 全国集計 AMED研究事業 感染症実用化研究事業 肝炎等克服実用化研究事業 C型肝炎インターフェロンフリー治療の実態と不成功例に対する全国規模の診療指針に関する研究 全国赤十字病院B型肝炎・C型肝炎・肝硬変・肝癌共同研究研究推進連絡会(東京) 2020.1.24
越智裕紀 肝癌Ablation治療の安全性(と長期予後) 全国集計 AMED研究事業 感染症実用化研究事業 肝炎等克服実用化研究事業 C型肝炎インターフェロンフリー治療の実態と不成功例に対する全国規模の診療指針に関する研究 全国赤十字病院B型肝炎・C型肝炎・肝硬変・肝癌共同研究研究推進連絡会(東京)  2020.1.24
上甲康二 肝癌治療後のDAA治療効果 AMED研究事業 感染症実用化研究事業 肝炎等克服実用化研究事業 C型肝炎インターフェロンフリー治療の実態と不成功例に対する全国規模の診療指針に関する研究 令和1年度第2回班会議(東京)  2020.1.24

越智裕紀

レンバチニブとTACEの併用療法で長期間奏功が得られた一例 第15回愛媛Interventional Radiology(IVR)研究会(松山) 2020.2.15

畔元信明

当院における切除可能膵癌に対する術前化学療法の現状 第7回愛媛肝胆膵腫瘍研究会(松山) 2020.2.22
越智裕紀 ミラノ基準内の肝細胞癌根治術後のDAA投与のインパクト~全生存率と再発率への影響 第106回日本消化器病学会総会(Web) 2020.8.11
越智裕紀 肝予備能不良症例のRFA治療における長期生存に関与する因子の検討~多施設共同での後ろ向き解析 第56回日本肝臓学会総会(大阪・web) 2020.8.28
上甲康二 肝癌治療後の適正なDAA治療に関する指針の作成 AMED研究事業 肝炎等克服実用化研究事業 肝炎等克服緊急対策研究事業 ウイルス性肝炎の薬剤耐性が及ぼす病態変化に関する研究 令和2年度第1回班会議(web) 2020.9.17
越智裕紀 造影超音波を施行した肝偽性リンパ腫の1例 日本超音波医学会第30回四国地方会学術集会(東温・web) 2020.10.10
Azemoto N  Endoscopic duodenal stent placement versus gastrojejunostomy for duodenal stenosis due to pancreatic cancer before introduction of chemotherapy (GASPACHO study) : a multicenter retrospective study United European Gastroenterology Week(UEGW)2020(Amsterdam・web) 2020.10.11
越智裕紀 肝細胞癌治療におけるレゴラフェニブの予後予測因子の検討 第62回日本消化器病学会大会(JDDW2020KOBE)(神戸・web) 2020.11.6
眞柴寿枝 肝細胞癌治療後のC型肝炎ウイルス治療が肝細胞癌再発と生存率にもたらす影響:インターフェロンベース治療とDirect acting antiviral 治療後の長期比較 第62回日本消化器病学会大会(JDDW2020KOBE)(神戸・web) 2020.11.6
越智裕紀 Multi-molecular target agent(MTA)時代のレゴラフェニブの立ち位置を考える~四国四県の多施設での症例を踏まえて 第22回日本肝がん分子標的治療研究会(金沢・web) 2020.11.14
越智裕紀 当科でのintermediate stage HCC レンビマ使用経験 Sys-Loco therapy Meeting in 愛媛(松山・web) 2020.12.10
盛田真 当科における肝硬変患者の肝性脳症に対するリファキシミンの有効性の検討 第114回日本消化器病学会四国支部例会(松山) 2020.12.19
越智裕紀 高齢者と非高齢者の肝細胞癌のRFA症例の予後規定因子の検討 第56回日本肝癌研究会(大阪・web) 2020.12.22

(3)講演

氏名(発表者) 題名 講演名(開催地) 発表月日
越智 裕紀 当科におけるEmprintの使用経験 Emprint Virtual Roundtable(web) 2020.9.5
畔元 信明 すい臓がんに対する抗がん剤治療とは? 第88回日本消化器病学会四国支部市民公開講座(松山) 2020.9.13
上甲 康二 C型肝炎治療の進歩が肝癌治療に与えたインパクト 肝炎 e-seminar(松山【全国】) 2020.10.20
眞柴 寿枝 肝炎ウイルス陽性患者拾い上げに対する当院の取り組み 愛媛肝疾患連携セミナー(松山) 2020.12.2
上甲 康二 今こそ見直す肝がん局所治療とTACEの意義 肝癌webセミナー(松山【全国】) 2020.12.7
眞柴 寿枝 当院でのC型肝炎治療とウイルス肝炎拾い上げの現状
~C型肝炎撲滅を目指して~
G-STATION Plus(松山【四国】) 2020.12.15