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Tel : 089-924-1111

心臓血管外科
(循環器センター)

Department of Cardiovascular Surgery

循環器内科と密に連携し、心臓疾患や大動脈疾患の外科治療を行っています。

心臓血管外科について

このページの内容

副院長あいさつ

松山赤十字病院
副院長
梅末 正芳

心臓および胸部大動脈の手術を行っています。手術の対象となる病気は、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心臓病、心臓の4つの部屋(右心房、右心室、左心房、左心室)の間や出口にある弁の異常である心臓弁膜症、大動脈という大きな血管が裂けたり大きくなったりする大動脈疾患などです。 他にめまい・失神などを起こす、脈が遅くなる病気に対してペースメーカー植込み術を行っています。

他院や院内の他科から手術目的で紹介を受けた患者さんを診察し、必要時には追加の検査を行い、手術が本当に必要かどうかをまず判断します。心臓の病気全てが手術を必要とするわけではありませんし、場合によっては手術をしない方が良いこともあります。手術が必要と判断したときは、次にいつ手術を行うかを考えます。早めの手術が良いのか、遅らせた方が良いのか、個々の患者さんの状態を元に判断しています。

心臓血管外科について

心臓血管外科では、循環器内科と密に連携し、成人心臓病の外科治療(手術)にあたっています。手術の対象となる病気は、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心臓病、心臓の4つの部屋(右心房、右心室、左心房、左心室)の間や出口にある弁の異常である心臓弁膜症、大動脈という大きな血管が裂けたり大きくなったりする大動脈疾患などです。 他にめまい・失神などをきたす不整脈に対してペースメーカー植込み術も行っています。

スタッフは、梅末正芳、安恒亨、橋積優紀の3名です。

外来診療担当医表

最終更新日時:2024年3月12日 13時10分
午前安恒梅末
※水曜日は9:30から診察いたします。月曜日はペースメーカー外来です。

学会等の研修・認定施設

  • 三学会構成心臓血管外科専門医認定基幹施設
  • 胸部大動脈瘤ステントグラフト実施施設

診療実績(2023年1月~12月)

2023年の手術成績

  症例数 手術死亡

在院死亡
(含術死)

冠動脈疾患 36例 1 2
弁膜症 35例 0 0
胸部大動脈疾患 23例 0 0
他 開心術 2例 0 0
ペースメーカ植込み(含交換) 59例 0 0
合計 155例 1 2

 

学術関係(2023年実績)

(1)論文

氏名(筆頭者) 題名 掲載雑誌名
藤本 智子 高度漏斗胸を有する急性A型大動脈解離に対してL字切開アプローチによる弓部置換術を施行した1例 Ann Vasc Surg Brief Rep Innov.
嶋田 将之 完全内臓逆位における三尖弁形成術にFlexible bandを使用した1例 日本心臓血管外科学会雑誌

(2)学会発表

氏名(発表者) 演題 学会名(開催地) 発表月日
嶋田 将之 急性A型大動脈解離による脳梗塞に対して開頭外減圧療法が有効だった症例 第79回愛媛心臓血管外科懇話会(松山) 2023.6.17
嶋田 将之 特発性乳頭筋断裂による急性僧帽弁逆流症に対して僧帽弁置換術を行った症例 第80回愛媛心臓血管外科懇話会(松山) 2023.11.18

(2)講演

氏名(発表者) 題名 講演名(開催地) 発表月日
梅末 正芳 David手術において人工血管の取り扱いに苦慮した一例 福岡心血管セミナー(福岡) 2020.9.5