互いに教えあい、学びあってスキルを高め、働きがいのある職場でキャリアアップしていける体制を整えています。
一人ひとりに寄り添い、住み慣れた地域の中でその人らしく生き生きと暮らせるように、一人ひとりの生命と人権を尊重し、こころの通う看護を実践します。医療や看護の複雑性が増し、看護師には高い臨床実践能力が求められています。経験の少ない看護師もPNS(パートナーシップ・ナーシングシステム)®を取り入れることで、先輩から学び、安全な看護の提供ができます。また、患者さんと看護師の1つひとつの物語を、大切に振り返っています。
赤十字では、地震・台風・豪雨・火災などの災害や大事故に備えて、赤十字病院の医師、看護師、主事で編成されている救護班を常備しています。
災害が発生すると、ただちに救護班やdERU(国内型緊急対応ユニット)を派遣し、救護所の設置、被災現場や避難所での診療とともにこころのケア活動を行います。
いつ起こるかわからない災害に対応するには、職員が日頃から救護活動のノウハウを研鑽しておかなければなりません。救護活動は、赤十字の使命に基づいた重要な活動の一つです。
日本赤十字社の職員として救護活動を行っていくうえで必要となる基礎的知識や技術の習得を目指し、平成25年に「救護院院内認定研修プログラム」を策定し、研修を行っています。
国際赤十字の一員である日本赤十字社は、国内5ヶ所の国際医療救援拠点病院を中心に、赤十字病院全体のスケールメリットを活かし、災害や紛争の被害者への医療救護活動、病院・診療所の復興支援などの活動を行っています。