松山赤十字病院のホームページ、そして事務部のサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。
急速な少子高齢化や情報通信技術の著しい進歩、SNSの普及など、時代の流れのなかで病院を取り巻く環境は大きく変化しています。この環境の変化に伴い、私たち事務職員にとりましても、多職種から求められる役割や期待は年々高まっているように感じています。病院の事務業務は多くの皆さんがイメージされる医療事務を中心とした時代もありましたが、本サイト内の「各部署紹介」にも掲載のとおり、今では担う業務内容は広範多岐にわたっています。一方で「事務職員による災害救護活動の実際」をご覧いただきますと、強い使命感と責任感が求められる日本赤十字社の事務職員は、単なるデスクワークだけではないことを感じ取っていただけると思います。直近に発生しました能登半島地震におきましても複数名の事務職員が被災地で医師、看護師などとともに災害救護活動に従事しています。
私が入職しました昭和62年当時、事務職員は110名余りでしたが、今では300名を超える職員(派遣職員を含む)がそれぞれのステージで協働と共助の気持ちを大切にしながら、温かい職場環境のなかでスキルを高めあい、事務職員の立場や視点から地域医療への貢献に日々努めています。
次代を担う事務職員(人材)を育成していくことは、病院の重要な使命と捉え、基本方針にも掲げています。
その取り組みの一つとして各種資格の取得を推奨しています。取得に要する費用(受験料や交通費等)は、病院が必要としている資格であれば、病院が負担するよう積極的に支援を行っています。
医療を取り巻く環境の変動に即応できる知識の習得、また他職種から信頼される事務職員を目指して、それぞれがスキルアップに努めています。
区分 | 資格 | 取得者数 |
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1 | 社会福祉士 | 11名 |
2 | 精神保健福祉士 | 4名 |
3 | 社会保険労務士 | 1名 |
4 | 病院経営管理士 | 2名 |
5 | 医療経営士3級 | 1名 |
6 | 医療情報技師 | 3名 |
7 | 情報処理技術者(ITパスポート試験) | 2名 |
8 | 診療情報管理士 | 33名 |
9 | 診療情報管理士通信教育(DPCコース) | 10名 |
10 | 院内がん登録実務中級者認定 | 2名 |
11 | 院内がん登録実務初級者認定 | 7名 |
区分 | 資格 | 取得者数 |
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12 | 診療報酬請求事務能力認定者 | 34名 |
13 | 医師事務作業補助技能認定者 | 47名 |
14 | 防火管理者 | 56名 |
15 | 防災管理者 | 56名 |
16 | 自衛消防業務講習受講者 | 56名 |
17 | 防災士 | 1名 |
18 | 無線従事者免許証特殊無線技士 (無線電話乙)災害用無線対応 |
1名 |
19 | 赤十字救急法指導員 | 1名 |
20 | 救急法講師 | 1名 |
日本赤十字社の一員として、強い使命感と責任感をもって国内外で様々な救護活動を展開しています。
救急法の基礎を学んだり、毎年、計画的に実施される災害救護訓練や救護研修会に参加することで、必要なノウハウの体得に努めています。被災地では、医師、看護師等の医療スタッフが円滑に医療救護活動が展開できるよう、車両操作や事務連絡・調整等の重要な任務を担っています。
出動日 | 出動数 | 活動内容 |
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1月17日~19日 | 1名 | 救護班第1班として神戸市内での医療救護活動 |
1月18日~19日 | 2名 | 救護班第2班として神戸市内での医療救護活動 |
1月24日 | 1名 | 神戸赤十字病院応援派遣職員の搬送 |
1月25日~27日 | 2名 | 救護班第3班として神戸市内での医療救護活動 |
1月31日~2月4日 | 2名 | 救護班第4班として神戸市内での医療救護活動 |
1月31日~2月8日 | 1名 | 神戸赤十字病院において事務業務の支援 |
2月1日 | 1名 | 神戸赤十字病院応援派遣職員の搬送 |
2月6日~9日 | 3名 | 救護班第5班として神戸市内での医療救護活動 |
2月8日 | 1名 | 神戸赤十字病院応援派遣職員の搬送 |
2月19日~21日 | 2名 | 救護班第6班として神戸市内での医療救護活動 |
3月9日 ~13日 | 2名 | 救護班第7班として神戸市内での医療救護活動 |
出動日 | 出動数 | 活動内容 |
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9月26日 | 2名 | 避難住民に毛布、日用品等の救援物資の配分活動を展開 |
出動日 | 出動数 | 活動内容 |
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9月29日~30日 | 1名 | 支部職員とともに連絡調整要員として活動を展開 |
出動日 | 出動数 | 活動内容 |
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11月7日 ~11日 | 1名 | 救護班として医師、看護師、臨床検査技師とともに小千谷市で医療救護活動を展開 |
出動日 | 出動数 | 活動内容 |
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平成18年1月31日~平成18年5月20日 | 1名 | 国際救援・開発協力要員(事務管理)としてスリランカで復興支援活動を展開 |
平成18年5月27日~平成18年7月30日 | 1名 | 国際救援・開発協力要員(事務管理)としてインドネシアで復興支援活動を展開 |
出動日 | 出動数 | 活動内容 |
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3月12日~17日 | 2名 | 救護第1班として医師、看護師、臨床検査技師とともに福島、石巻市で医療救護活動を展開 |
3月14日~19日 | 1名 | 救護第2班として医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師とともに石巻市で医療救護活動を展開 |
3月18日~23日 | 1名 | 救護第3班として医師、看護師、診療放射線技師、作業療法士とともに石巻市で医療救護活動を展開 |
3月24日~29日 | 2名 | 救護第4班として医師、看護師、調理師とともに石巻市で医療救護活動を展開 |
3月24日~31日 | 1名 | 石巻赤十字病院において事務業務を支援 |
3月28日~4月2日 | 1名 | 救護第5班として医師、看護師、薬剤師、理学療法士とともに石巻市で医療救護活動を展開 |
4月5日~9日 | 1名 | 救護第6班として医師、看護師、診療放射線技師とともに石巻市で医療救護活動を展開 |
4月18日~22日 | 1名 | 救護第7班として医師、看護師とともに石巻市で医療救護活動を展開 |
4月25日~29日 | 1名 | 救護第8班として医師、看護師とともに石巻市で医療救護活動を展開 |
5月5日~10日 | 1名 | 救護第9班として医師、看護師とともに石巻市で医療救護活動を展開 |
5月17日~22日 | 2名 | 救護第10班として医師、看護師とともに石巻市で医療救護活動を展開 |
6月16日~21日 | 2名 | 救護第11班として医師、看護師とともに石巻市で医療救護活動を展開 |
出動日 | 出動数 | 活動内容 |
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8月27日~29日 | 1名 | 救護班として医師、看護師、薬剤師とともに広島市で医療救護活動を展開 |
出動日 | 出動数 | 活動内容 |
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4月16日~17日 | 1名 | 熊本市に救援物資(毛布)の輸送活動を展開 |
4月17日~21日 | 1名 | DMAT班として医師、看護師とともに菊池市で医療救護活動を展開 |
4月21日~24日 | 1名 | 救護第2班として医師、看護師、 臨床工学技士とともに益城町、熊本市で医療救護活動を展開 |
5月11日~15日 | 1名 | 救護第5班として医師、看護師、 臨床工学技士とともに益城町で 医療救護活動を展開 |
出動日 | 出動数 | 活動内容 |
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7月8日~15日 | 1名 | 7月13日に支部・血液センター職員と交代で愛媛県災害対策本部において情報調整員として活動 |
7月23日~24日 | 1名 | こころのケア(健康支援)チーム第3班として看護師とともに大洲市役所、新谷公民館、八多喜公民館にて市および公民館職員や被災者に対してこころのケア活動を展開 |
出動日 | 出動数 | 活動内容 |
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1月27日~2月1日 | 1名 | 救護班第1班として医師・看護師・検査技師、支部・血セ職員とともに能登中部七尾市の避難所の巡回・環境アセスメント等に従事 |
2月12日~17日 | 1名 | 日赤コーディネートチーム第2班として医師、支部職員とともに石川県保健医療福祉調整本部(石川県庁内)で災害医療コーディネート業務に従事 |
2月25日~29日 | 1名 | 救護班第2班として医師・看護師・理学療法士、支部・血セ職員とともに能登中部七尾市の避難所の巡回・環境アセスメント等に従事 |
西日本最高峰である石鎚山のお山開きにあわせて、毎年7月初旬に看護師、コ・メディカル等とともに登山者等に対する医療救護活動を展開。