採用情報
初期臨床研修医

救急医療・急性期医療・一般医療の3領域を、
確実に学べるのが何よりの魅力。
自分の進路を多様な経験の中で確認できます。

当院での初期臨床研修

当院の理念と基本方針

理念

当院の基本理念と医療の社会的役割に基づき、医師としての人格を涵養し、医療を通じて地域社会へ貢献する。医療チームの一員として、患者・家族のニーズに包括的に対応できる診療能力を身に付ける。

基本方針

  1. 保健・予防・治療を含めた総合的な研修を行うことにより医師としての資質の向上を目的とする。
  2. 全人的に対応できるプライマリ・ケアを最重点に、ローテート方式により各科にわたる基礎的な診療についての知識・技術および医師としての態度を身につける。
  3. チーム医療の中で、積極的に学べる機会を提供する。
  4. 地域医療支援病院として、地域に根差した研修を行う。
  5. 病院職員全体で研修医を育成する。

当院の初期臨床研修の特徴

  • 症例が豊富です
    入院患者延数は年間約185,914人、平均在院日数は10.6日の急性期病院です。地域医療支援病院として連携している医療機関から紹介される豊富な症例を通して幅広い臨床研修を積むことができます。また各診療科では地域の基幹病院として提供している高度の専門医療を学ぶことができます。
  • 地域に根差した救急研修を行います
    救急搬送患者の初期診療に重点をおいた研修を行うとともに、麻酔科において救命救急に必要な手技等を習得することにしています。松山医療圏では救急輪番制がとられていますが、当院では連携医療機関からの要請に応えるべく、CCU・脳卒中・吐下血・時間外ホットライン(各々専用電話を設置)を通じて、救急当番日以外も救急患者を受け入れています。また小児救急は、松山市急患医療センターで24時間365日の一次救急を行い、さらに二次救急は基幹病院が分担していますが、当院はこの中で中心的役割を果たしています。
  • 病院職員全体で研修医を育てます
    2007年「教育研修推進室(臨床研修センター)」が設置され、研修環境の整備・研修医の要望への対応等に当たっています。専任の看護師、事務職員を配置し、薬剤師、検査技師等コメディカルも含め、病院職員全体で研修医を育てます。
  • オーダーメイドの研修ができます
    個人の希望を尊重し研修ローテーションをつくり、研修途中の変更にも柔軟に対応します。手技等やりたいことは何でもできます。
  • 福利厚生にも力を入れています
    クラブ活動を推奨しています。余暇も大切にし、ゆとりを持った研修医生活を送ってほしいと思います。「どこの病院よりおいしい(実習・見学の学生の声)」と評判の職員食堂で毎日おいしい昼ごはんが食べられます。

多くの初期研修修了者が後期研修や常勤医師に進み後輩を熱心に指導しています。

研修医(1年次) 研修医(2年次) レジデント(1年次) レジデント(2年次) レジデント(3年次)
19名 14名 8名 18名 12名

(令和5年4月現在)

後期臨床研修医数 (年度別)各年4月1日現在

後期臨床研修医数グラフ

管理運営のための組織

  1. 研修管理委員会(委員長:院長 西﨑隆)
      初期臨床研修の総括管理を行い、研修医の採用・管理、指導医・研修医の評価などすべてにわたって責任をもつ。
  2. 教育研修推進室(臨床研修センター)(室長:副院長 藤﨑智明)
     赤十字医療施設としての教育機能を高め、医師以外の看護師、コメディカルも含めた、すべての職員の教育・指導体制を整備することを目的とし設置し、専任の看護師、事務職員を配置している。臨床研修については、指導医とともに教育担当の看護師が関わりをもち研修医をサポートする体制をとり、充実した研修生活が送れるように体制を整えている。

研修実施・指導体制

  1. 研修実施責任者:副院長 藤﨑智明
    プログラム責任者:副院長 藤﨑智明
  2. 指導体制
    各科では研修中のすべての研修医について、指導責任者が研修全般にわたり責任をもって対応するが、同時に原則として研修医1名に対し1名の指導医がついて直接指導にあたる。

3.研修指導医連絡会
研修が円滑に行えるように、研修の実施・進捗状況について、各科の指導責任者が、必要に応じて研修医を交えて意見交換をする場として随時開催する。