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循環器内科
(循環器センター)

Department of Cardiovascular Medicine

全ての心臓血管病に、24時間365日体制で対応しています。

循環器内科

研修希望のかたへ

松山赤十字病院は、四国最大の都市である松山市の中心地に位置しており、設立は1913(大正2)年と、100年以上の歴史を有する地域の基幹病院です。2014年から開始した現在地での建て替え工事は、2021年3月に新病院の建設及び病院機能の移転が完了しました。また、2022年12月に新病院がグランドオープンしました。

心カテ室は、既に部分的に完成した新病院(北棟)に設置され、2018年より計3室で、各種のカテーテル検査及びインターベンションを行なっています。また、新病院には、ハイブリッド手術室が整備され、2018年より院内ハートチームを立ち上げ、2019年10月より経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)の施行を開始しました。

当院では、新病院への移行を機に、地域を支える最高の急性期病院を目指すべく、様々な取り組みを行なっています。循環器内科では、以前より24時間365日救急患者の受け入れを行なっており、入院患者数に占める緊急入院数が多いのが特徴です(2020年総入院患者数1,170名、うち緊急入院患者数550名)。スタッフ数は、専修医(レジデント)を含めて計9名(スタッフ6名、専修医3名)です。医師一人あたりの担当症例数は比較的多く、伸び盛り・働き盛りの若手医師にとっては、豊富な経験が積める環境であることは間違いありません。心臓血管外科との連携が緊密であり、TAVR開始以降、よりレベルの高い診療が可能になっています。コメディカルも非常に協力的であり、色々な検査や手技が行いやすい環境です。カンファレンスや勉強会は、若手医師が意見しやすいような雰囲気・環境であるように心掛けています。当院循環器内科で研修して頂ければ、PCIや不整脈アブレーション等、急性期病院の循環器内科医に必要な一連の手技を、主術者として経験・習熟して頂くことが可能です。指導医も懇切丁寧、時には厳しく、指導致します。

昨今、医師のワークライフバランスの改善が課題ですが、雑用に忙殺されることがないよう、常に業務内容の改善・効率化に取り組んでいます。近年では、心臓リハビリや地域連携ネットワークの構築にも力を入れており、学会発表や論文執筆も積極的に支援しています。

当院で研修される若手の先生には、様々な経験を通じて人間的にも成長出来るような時間と空間を提供し続けていきたいと考えています。