皆さんはどのようなSurgeonになりたいのでしょうか。
私たち外科は、地域の基幹病院として、多くの消化器疾患を持つ患者様に対し高度専門医療の提供を行っています。年間約250例の消化器癌、約130例の肝胆膵悪性疾患、約250例の良性消化器疾患、約250例の胆石症の手術を8人のスタッフと4人のレジデントで扱っています。日々、地道に消化器外科手術を行い、外科治療を通して社会に貢献しています。
Surgeonを目指す皆さんは、手術が上手くなる事が重要と考えるでしょう。その通りで、私たち外科が用いる道具は、“メス”です。これは、使い方ひとつで、救いにもなり、凶器にもなります。
元メジャーリーガーのイチローは、“プロとして道具を大切に扱うのは当然”、と述べています。私たち外科は、この“メス”という道具をとても大切に扱っています。この大切に扱うという“心”は、事の成就の原点であると思います。また、この心は、“患者さんの心を汲んであげる人間性”にも繋がります。
私たち外科においては、皆さんにこのような“心”が培われると信じています。一緒に“心”を磨きませんか。お待ちしております。