採用情報
初期臨床研修医

救急医療・急性期医療・一般医療の3領域を、
確実に学べるのが何よりの魅力。
自分の進路を多様な経験の中で確認できます。

外科・乳腺外科・血管外科・臨床腫瘍科

1.診療科紹介

 当院外科では、消化器外科(消化管および肝胆膵)、癌化学療法、内視鏡外科、血管外科、乳腺外科にそれぞれのエキスパートを配し、年間約1,800例以上の手術、及びカテーテル治療を行っています。消化器疾患の年間手術数は中四国で最も症例数の多い施設の一つです。消化管外科は主に食道癌、胃癌、大腸癌などの悪性腫瘍および腸閉塞、炎症性腸疾患、消化管穿孔、虫垂炎、ヘルニアなどの良性疾患を扱っております。肝・胆・膵外科では、主に肝臓癌、胆嚢癌、胆管癌、膵癌といった悪性腫瘍および胆石症、胆嚢炎などの良性疾患に対する手術を行っています。術後再発予防目的の補助療法は、主として消化管外科で施行しています。一方、切除不能進行再発癌に対する薬物療法は臨床腫瘍科にて行っています。豊富な症例を元に、臨床研究も積極的に行っています。また、がんゲノム医療拠点病院である四国がんセンターと連携し治療にあたるがんゲノム医療連携病院としても機能しています。内視鏡手術は、全消化器外科領域に導入されており、胆嚢摘出術、肝切除術、膵切除術、脾臓摘出術、食道亜全摘術、胃切除術、大腸切除術、虫垂切除術、ヘルニア根治術を対象としています。また、直腸癌を対象にロボット支援下手術も導入し、症例が集積しつつあります。血管外科では閉塞性動脈硬化症、腹部大動脈瘤、下肢静脈瘤、深部静脈血栓症といった疾患が対象で血管造影による診断から手術、血管内治療まで一貫して診療を進めています。乳腺外科では乳腺の良性・悪性腫瘍の診断・治療(手術、薬物療法)を行っています。また、外傷、消化管穿孔、腸閉塞などの救急症例も多く、外科疾患について広い分野での研修が可能です。

2.指導スタッフ

指導責任者 外科 南一仁
指導医
外科 西﨑隆、皆川亮介、梶原勇一郎、矢野博子、木村光一、谷口大介、泉琢磨
乳腺外科 川口英俊
血管外科 山岡輝年、本間健一、松田大介
臨床腫瘍科 白石猛

3.一般目標(GIO)

外科系プライマリ・ケアに必要な基本的態度・技能・知識を学び、医師として必要な基本的臨床能力を習得する。

4.行動目標(SBO)

A.経験すべき診察法

  1. 医療面接
  2. 基本的な身体診察法
  3. 基本的な臨床検査…心電図、動脈血ガス分析、超音波検査など
  4. 基本的手技…圧迫止血、包帯法、局所麻酔、創部消毒・ガーゼ交換、簡単な切開・排膿、皮膚縫合法、軽度の外傷・熱傷の処置など
  5. 基本的治療法…輸液、輸血など
  6. 医療記録…診療録(退院サマリー)、処方、紹介状など
  7. 診療計画

B.経験すべき症状・病態

  1. 頻度の高い症状:腹痛、胸痛、発熱、嘔吐、便通異常、血便、ショックなど
  2. 緊急を要する症状・病態:消化管穿孔、消化管出血、絞扼性腸閉塞、急性胆嚢炎、外傷など
  3. 経験が求められる疾患・病態:貧血、出血傾向、動脈・静脈・リンパ管疾患、消化器系疾患、胆嚢・胆管疾患、肝疾患、ヘルニアなど

5.方略(LS)

  1. 病棟・患者管理:毎日 
    担当医として指導医の監督下に患者管理を行う。電子カルテを必ず毎日記載し指導医の承認をうける。指導医とともに病棟回診を行い、自らプレゼンテーションを行い、問題点をディスカッションする。疾患のみでなく患者の社会的背景も考慮した患者管理を指導される。
  2. 手術関連業務:毎日
    指導医の監督下に予定手術における術前・術中・術後管理を行う。実際に手術に際し手洗いを行い、基本的手術手技、解剖などの指導をうけ、縫合処置などを習得する。
  3. 外科術前カンファレンス(水、金)
    毎週水曜日、金曜日AM8:00より翌週あるいは翌々週の術前症例の提示を行い、術式、問題点などにつき議論する。また、前日の手術症例、緊急手術の報告を行う。
  4. 外科・内科カンファレンス、緩和医療カンファレンス、がん化学療法カンファレンス
    内科・放射線科、病理診断科とともに術前術後症例検討、手術報告、病理報告を行い、症例につきディスカッションする。
  5. 抄読会
    毎週月曜日AM8:00からの英語論文抄読会に参加し最新の医療情報につきディスカッションする。研修中必ず1回は自ら論文プレゼンテーションを行う。
  6. 指導医の指導のもと研修中、少なくとも1回の研究会、学会での発表を行う。

6.評価

  1. 形成的評価:毎日
    上級医、指導医より、行動目標、経験目標の各項目につきフィードバックをうける。
  2. 総括的評価:各ローテート終了時および1年に1度
    各ローテート終了時に、指導医からの研修医、研修医自己評価、メディカルスタッフから研修医、研修医から指導医の評価を行い、総括的評価の指標とする。