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外科

Department of Surgery

消化管、肝臓、胆のう、膵臓、血管、乳腺の領域で、専門家集団による高度外科医療を提供しています。

外科

研修希望のかたへ

Surgeonを希望される先生かたへ。

私たち外科は、地域の基幹病院として、多くの消化器疾患を持つ患者さまに対し、高度専門医療の提供を行っています。年間、240例の消化管癌手術、110例の肝胆膵悪性疾患手術、250例の良性消化管疾患手術、230例の胆嚢摘出術を行っています。これらの手術は7人の外科医師と4人の専攻医で行っています。日々、これら消化器外科手術を執り行い社会に貢献をしていると自負しています。

Surgeonとして成長するには、解剖や手術手技理論の理解も重要ですが、経験を多く積むことが大切だと思います。当外科で研修するメリットは、前記したように豊富な症例を実際に術者および助手として経験できることにあります。もちろん経験だけではなく、近年標準治療となった低侵襲手術である鏡視下手術の正しい知識・技術を身に着けるために、Dry laboでの研修、Wet labo施設での研修、ならびにda Vinci certificate取得なども行います。

また、単なるSurgeonでは無く、Academic surgeonになることが重要で、学会報告/論文作成などを通して、考えることの大切さも研修していただきたいと思っています。

医療界においても働き方改革法が2024年4月より施行されます。豊富な外科手術症例を経験することは勤務時間延長に繋がり、働き方改革のコンセプトと矛盾する事になります。そこで、当外科では、B水準(時間外労働時間は長く取れ、勤務間の休息は9時間確保義務、連続勤務時間は28時間以下)を取得し、心身の健康を確保できるような形で、研修していただくように配慮します。誤解の無いように追記しますが、”研修を頑張れ、頑張れ”と言っているのでは無く、心身にゆとりを持ちつつ自分のペースでBest surgeonを目指して研修していただきたいと考えています。