女性は女性ホルモンの影響でその心身ともに大きく変化します。産婦人科では大きく変化する女性の一生のそれぞれのフェーズ、すなわち思春期~性成熟期~更年期~老年期のヘルスケアを担当する診療科です。松山赤十字病院産婦人科ではこの女性のヘルスケアを支援できるように地域医療支援病院として日々の診療を行っています。女性が一生継続したヘルスケアが行えうるようにするための第一歩は、まずお住まいあるいは職場の近くにかかりつけの産婦人科医療機関(思春期には小児科医療機関)を持つことです。そして様々な問題について、地域の医療機関の先生とご相談のうえ、松山赤十字病院にご紹介受診いただければ良いと思います。その医療機関での医療情報を共有しながら、皆様にあった最善の治療方法を選択していただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
産婦人科では、女性の大きく変化する一生のフェーズ、すなわち思春期~性成熟期~更年期~老年期のヘルスケアを担当します。松山赤十字病院産婦人科ではこの女性のヘルスケアを、周産期診療では成育医療の視点または婦人科診療では腹腔鏡手術と子宮鏡手術の提供の視点から日々の診療を行っています。
周産期診療では、多職種多方面でのチーム医療で診療を行います。医療面では産婦人科、小児科、精神科、小児外科の医師との連携、看護面では助産師、小児科・NICU看護師、療養支援ナース、周産期および小児科カウンセラーとの情報共有、行政面では松山市こども総合センター、児童相談所との協議のうえ、子どもたちとその家族にとって最善な支援ができるように調整しています。成育医療センター周産期部門として、おなかの中の赤ちゃんが胎児期から小児期・思春期と大きく変化する成長の時間軸に沿って、最善の治療とケアを提供することを目指しています。
低侵襲治療面では、主に腹腔鏡手術および子宮鏡手術を用いて、より低侵襲な手術を、婦人科疾患を有する女性に提供していくことを目指しています。詳しくは診療情報ページをご参照ください。
日本産科婦人科学会がつくった無料アプリ「Baby プラス」もご活用ください。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 産科(9:00~12:00) | 森下 | 平山 | 田中 | 藤井 | 梶原 |
| 川端 | 本田 | 瀬村 | 髙杉 | 行元 | |
| 婦人科(9:00~12:00) | 髙杉 | 藤井 | 行元 | 森下 | 平山 |
| 藤岡 | 梶原 | 栗原 | 瀬村 | 栗原 | |
| 婦人科/午後 | 藤岡 | 本田(新患のみ) | 田中 | 髙杉 | |
| 川端 |
予約
・当院は分娩予約を行っていませんので、診察予約のうえ来院していただければ分娩可能となります
・診察予約は地域連携を経由していただくため、かかりつけの産婦人科に当院への紹介を依頼してください
・32週頃の健診時期に合わせて予約のうえ来院をしてください
※帝王切開が決まっている方も同上の手続きをしてください
※主治医より早めの里帰りを勧められた場合は問合せをしてください
・多胎妊娠の場合は28週までに帰省していただき、以後当院での妊婦健診(県内滞在)をしてください
妊婦健診費用
・費用は自費にて精算していただき、住民票のある市町村にて償還払いをしてください
・償還払いの方法、必要書類に関しては住民票のある市町村へ里帰り前に確認をしてください
入院
・立ち会い出産、入院中の面会等に関してはコロナウイルス感染状況によって変動するため、当院受診時に説明致します
| 外来 | 2019 (H31)年 |
2020 (R2)年 |
2021 (R3)年 |
2022 (R4)年 |
2023 (R5)年 |
2024 (R6)年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 新患者数 | 1,550 | 1,517 | 1,674 | 1,667 | 1,660 | 1,727 |
| 新患者数 (1日平均) | 6.2 | 6.1 | 6.7 | 6.6 | 6.6 | 6.9 |
| 再診患者数 | 11,658 | 11,049 | 12,921 | 13,188 | 13,395 | 13,722 |
| 再診患者数 (1日平均) | 47.7 | 45.1 | 52.6 | 53.6 | 53.5 | 55.3 |
| 入院 | 2019(H31)年 | 2020(R2)年 | 2021(R3)年 | 2022(R4)年 | 2023(R5)年 | 2024(R6)年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| のべ患者数 | 9,309 | 8,491 | 10,865 | 11,005 | 14,719 | 9,815 |
| 新入院患者数 | 1,242 | 1,182 | 1,387 | 1,375 | 1,381 | 1,382 |
| 2019(H31)年 | 2020(R2)年 | 2021(R3)年 | 2022(R4)年 | 2023(R5)年 | 2024(R6)年 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 手術総数 | 671 | 647 | 499 | 776 | 785 | 819 |
| 腹腔鏡手術 | 320 | 249 | 308 | 293 | 321 | 275 |
| 子宮鏡手術 | 40 | 45 | 51 | 48 | 40 | 47 |
| 開腹手術 | 45 | 100 | 110 | 91(帝切含めず) | 107(帝切含めず) | 121(帝切含めず) |
| ロボット手術 | 0 | 26 | 30 | 20 | 27 | 60 |
| ホットライン | 2019 (H31)年 |
2020 (R2)年 |
2021 (R3)年 |
2022 (R4)年 |
2023 (R5)年 |
2024 (R6)年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 周産期 | 146 | 129 | 163 | 175 | 162 | 170 |
| 婦人科 | 32 | 45 | 69 | 71 | 82 | 69 |
| 2019(H31)年 | 2020(R2)年 | 2021(R3)年 | 2022(R4)年 | 2023(R5)年 | 2024(R6)年 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 分娩数 | 606 | 545 | 613 | 624 | 567 | 534 |
| 帝王切開 | 215 | 210 | 288 | 268 | 248 | 263 |
| 帝王切開率 | 35.5 | 38.5 | 46.0 | 42.9 | 43.7 | 49.2 |
| 氏名(筆頭者) | 題名 | 掲載雑誌名 | |
|---|---|---|---|
| Morishita Y | Clear Cell Carcinoma Arising From Adenomyotic Cyst: A Case Report | Cureus. | |
| 氏名(発表者) | 演題 | 学会名(開催地) | 発表月日 |
|---|---|---|---|
| 行元 志門 | レボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)の腹腔内迷入を1年1か月後の検診で偶然発見した1例 | 第76回日本産科婦人科学会学術講演会(横浜) | 2024.4.20 |
| 大柴 翼 | リトドリン投与により無顆粒球症を発症した一例 | 第76回愛媛県産婦人科医会学術集談会(松山) | 2024.6.1 |
| 里見 雪音 | 産褥6日目に脳静脈洞血栓症による痙攣発作を生じた1例 | 第76回愛媛県産婦人科医会学術集談会(松山) | 2024.6.1 |
| 大塚 沙織 | 円錐切除術後の頸管狭窄により頸部腫瘤生検にて浸潤癌と診断した2例 | 第76回愛媛県産婦人科医会学術集談会(松山) | 2024.6.1 |
| 藤岡 徹 | ロボット支援下子宮全摘術におけるダブルバイポーラ法を用いた低侵襲化の工夫 | 第76回愛媛県産婦人科医会学術集談会(松山) | 2024.6.1 |
| 森下 佳登 | Stickler症候群にHELLP症候群を合併した1例 | 第27回愛媛県周産期医療研究会(松山) | 2024.6.15 |
| 大塚 沙織 | Cadaverを用いた腹腔鏡下手術トレーニングにおける骨盤内大血管虚脱に対する工夫 | 第66回日本婦人科腫瘍学会学術講演会(鹿児島) | 2024.7.18 |
| 高杉 篤志 | 巨大子宮筋腫に対するロボット支援下手術 | 第64回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会(東京) | 2024.9.12 |
| 大塚 沙織 | 子宮頸部高度異形成に対する円錐切除後に頸管狭窄を来たし浸潤癌に進展した2例 | 第76回中国四国産科婦人科学会総会ならびに学術講演会(徳島) | 2024.9.22 |
| 行元 志門 | 分娩後にSLE/APSと診断された妊娠19週HELLP症候群の一例 | 第77回愛媛県産婦人科医会学術集談会(松山) | 2024.12.7 |
| 里見 雪音 | 婦人科悪性腫瘍に対する化学療法中に治療関連骨髄性腫瘍を発症した4例 | 第77回愛媛県産婦人科医会学術集談会(松山) | 2024.12.7 |
| 森下 佳登 | CFPM脳症により意識障害をきたした一例 | 第77回愛媛県産婦人科医会学術集談会(松山) | 2024.12.7 |
| 氏名(発表者) | 題名 | 講演名(開催地) | 発表月日 |
|---|---|---|---|
| 横山 幹文 | 周産期からの子育て支援体制を目指して~マイナス1歳からの虐待予防~ | 松山市母子保健推進員養成講座(松山) | 2021.11.4 |