虚血性心臓病に対する冠動脈バイパスでは、約8割の症例で人工心肺を用いずに行う心拍動下手術（オフポンプバイパス）を行っています。大動脈の病気には人工血管置換術やステントグラフト内挿術を行っています。心臓弁膜症に対しては、弁形成術や弁置換術を行いますが、開胸下大動脈弁置換術を目的にご紹介して頂いた患者さんに対して経カテーテル大動脈弁置換術（TAVI）を行う事もありますし、逆にTAVIを目的にご紹介頂いた患者さんでも開胸下大動脈弁置換術を行う事もあります。手術をすぐに行わず、経過観察することもあります。個々の患者さんの状態を循環器内科医と共に判断し、最善と考えられる治療方針を立てています。

手術が必要かどうか、判断がつきかねる症例も多数あるかと思います。遠慮無くご相談下さい。