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Tel : 089-924-1111

呼吸器内科
(呼吸器センター)

Department of Pulmonology

呼吸器外科とも連携し、肺がん、気管支喘息、肺気腫などあらゆる呼吸器疾患に専門的治療を行っています。

呼吸器内科

主な疾患・治療法

このページの内容

外来

呼吸器疾患の4つの分野(気管支喘息などアレルギー性疾患・呼吸器感染症・肺癌など呼吸器の腫瘍性疾患・肺気腫や間質性肺炎などびまん性肺疾患)を4人の呼吸器専門医を中心にまんべんなく診療しています。

入院

基本的に東9病棟が呼吸器内科病棟となっておりますが、ベッド数などの問題もあり他科ベッドをお借りする状況が続いております。外来通院不能な重症呼吸器疾患や化学療法などより専門的な治療を行うことを目的としています。

救急疾患についての対応

当科では呼吸器救急疾患の受け入れに総力挙げて協力させていただいてます。呼吸器疾患の多くは急変することが稀ではなく、気管支喘息増悪・肺癌のOncogenic Emergency・緊張性気胸・間質性肺炎悪化による急性呼吸不全・CO2ナルコーシス等意識障害など、専門性の高い重篤な救急疾患からの救命率向上に尽力しています。

研修体制

当科で研修する初期研修医やレジデントを対象にミニカンファを行っています。当日に行うべき仕事と学習目標が明確になり好評です。さらに当科スタッフが持ち回りで研修医に対するミニレクチャーを(毎週月曜朝)行っています。内容は血液ガスの取り方から呼吸器病理学全般に至るまで多岐にわたりDeepです。

他のセクションとの連携

呼吸器外科・放射線科とチームを組んで呼吸器センターを運営しております。手術やIVRが必要な状況(手術可能な肺癌・開胸掻爬を要する膿胸・難治性の気胸・気道出血時の気管支動脈塞栓術やCTガイド下肺生検など)となればその日のうちに連絡をやりとりできる環境にあります。月に一度CRPC(放射線科、病理診断科を交えたカンファレンス)カンファレンスを行い、横のつながりの強化と見識の拡大に努めています。

気管支ファイバー

火曜日・木曜日・金曜日の午後定期的に実施しています。患者さんには一泊入院をお願いしています。患者さんの負担が大きい検査とのイメージがありますが、当科で検査を行った患者さんの多くは「思ったほどきつくなかったよ」といってくれます。侵襲を抑える工夫と、高度なCTの読影・経験に裏打ちされた技術に基づく高い診断率を自負しています。その上で研修医・レジデントには積極的に短期間のうちに検査を習得してもらうよう指導しています。

症例によっては気管支肺胞洗浄や細径ファイバーによる観察、超音波気管支鏡など高度な検査も行っています。