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Tel : 089-924-1111

呼吸器内科
(呼吸器センター)

Department of Pulmonology

呼吸器外科とも連携し、肺がん、気管支喘息、肺気腫などあらゆる呼吸器疾患に専門的治療を行っています。

呼吸器内科

地域の先生がたへ

愛媛県では数少ない、呼吸器専門治療を行っている施設です。COPD・気管支喘息のようなcommon diseaseから、肺癌・間質性肺炎のような専門的疾患まで幅広く診療しています。

慢性咳嗽は、呼気NOやCTなどのほか、総合病院の特性を生かし呼吸器疾患以外の原因についても精査しています。重症喘息は抗体製剤の導入や、重症COPDは在宅酸素や在宅NPPVでADLや予後を改善するよう試みています。肺癌は呼吸器外科・放射線科と協力した集学的な治療を行っています。近年では免疫チェックポイント阻害薬やがんゲノム医療により、生存率の改善が得られるようになりました。終末期においてはホスピスや在宅医療について地域連携を行っています。間質性肺炎は、抗線維化薬の導入を積極的に行っています。膠原病に伴う間質性肺炎に対しては、リウマチ科や循環器科と併診で取り組んでいます。ARDSはHFNC(high flow nasal cannula oxygen)を複数導入し、以前は挿管しなければ救命できなかった症例でも、挿管を回避できる事例が増えてきました。

ご紹介いただく際は、お手数ですが地域連携室に診療情報をFAXいただければ幸いです。患者さんが多いために待ち時間でご迷惑をおかけしております。common diseaseは原則落ち着いた時点で逆紹介させていただいています。禁煙外来も近医へお願いさせていただくことがあります。逆紹介にあたり、設備・院内採用薬の制限やアクションプランなどご不安な点がございましたら、お申し付けください。個別に対応させていただきます。