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松山赤十字病院整形外科のホームページをご覧下さりありがとうございます。
整形外科は骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の疾患を扱う診療科です。人が立ち、歩き、手を使うという日常生活に必要な運動機能に関わる病気やけがを担当しています。
私たちが目指すところは、患者さんの運動機能の維持・改善を支援することです。その治療方法には運動療法や薬物療法などの保存的治療も含みますが、この地域の基幹病院としての使命から主に手術療法を行っており、他の診療科・地域の病院と協力し、必要な手術はなるべく早期に行い、合併症によるリスクの高い症例に関しても、安全に手術ができるよう努力しています。
また、当科には上肢を扱う「手・肘の外科」・「肩関節外科」、下肢の「股関節外科」・「膝関節外科」、背骨と脊髄を扱う「脊椎外科」の各専門外来があり、より質の高い医療を提供し、皆様のお役に立てるよう努めて参ります。
整形外科は、昭和30年に開設されてより多くの先生方が当科で診療研修され松山市内に開業されております。 その多くの先輩方よりご指導を頂きながら、少しでも母体病院として地域中核病院としてお役に立ちたいと努めて参りました。 出来る限り全領域にわたってカバーしたいと思っておりますが、守備範囲の広い科ゆえ十分ご期待に沿えないこともあることをお許し下さい。
整形外科専門医7名、レジデント2名の計9名で、外来診療と入院手術治療を行っています。専門外来として股関節外来、脊椎外来、手の外科外来、肩関節外来、膝関節外来を行っており、それぞれ20年以上の専門疾患治療経験者の部長、10年以上の専門疾患治療経験者の副部長で専門外来を行っています。
手術症例は年間2,000例で、その7割は専門外来よりの手術症例です。当科受診の際は、かかりつけ地域医療連携室にて予約をとって頂くとスムーズに診療が行えます。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 大前（肩） | 江口（膝） | 梶原（手・肘） | 大島（股） | 梶原（手・肘） | |
| 大島（股） | 住吉（脊） | 大前（肩） | 住吉（脊） | 金光（足） | |
| 須賀（膝） | 須賀（膝） | 江口（膝） | 大森 | 宮﨑 | |
| 金光（足） | |||||
| ※（手）手の外科、（肘）肘関節外科、（脊）脊椎外科、（膝）膝関節外科、（肩）肩関節外科、（股）股関節外科、（足）足関節外科 ※予約患者さま及び紹介状をお持ちの初診患者さまのみ診察をさせていただきます。 |
|||||
| 外来 | |
|---|---|
| 外来新患者数 | 4,380人 |
| 1日平均外来患者数 | 64.6人 |
| 入院 | |
|---|---|
| 新患者数 | 1,741人 |
| 1日平均入院患者数 | 57.0人 |
| 疾患別手術件数 | |
|---|---|
| 人工股関節置換術 | 223例 |
| 人工膝関節置換術 | 121例 |
| 人工肩関節置換術 | 60例 |
| 大腿骨近位部骨折（骨接合術および人工骨頭置換術） | 230例 |
| 脊椎手術 | 128例 |
| 膝関節手術 | 95例 |
| 肩関節手術 | 125例 |
| 手・肘手術 | 881例 |
| 氏名（筆頭者） | 題名 | 掲載雑誌名 |
|---|---|---|
| 大前 博路 | 腱板断裂性関節症および腱板広範囲断裂に対するRSA術後3年での上腕骨近位外側部骨吸収と可動域との関係 | 肩関節 |
| 大前 博路 | セメント固定された肩人工骨頭をリバース型人工肩関節に置換した2症例の経験 | 中国・四国整形外科学会雑誌 |
| 大島 誠吾, 他 | 股関節鏡手術後成績不良例の検討 | Hip Joint |
| 野村 翔也 | Path systemを使用したALSアプローチでの人工股関節置換術の経験 | 中部日本整形外科災害外科雑誌 |
| 大前 博路 | 【ゆるい肩(非外傷性肩関節不安定症)とどう向き合うか】保存療法 非外傷性肩関節不安定症における装具療法の位置付け | 関節外科 |
| 氏名（発表者） | 題名 | 学会名（開催地） | 発表月日 |
|---|---|---|---|
| 徳本 真矢 | 部分手関節固定術に対する血管柄付き骨移植の応用 | 第177回愛媛整形外科集談会(松山) | 2024.2.3 |
| 大前 博路 | フラットパネルCアームでROSAを用いた人工股関節置換術のcup設置角精度の検討 | 第54回日本人工関節学会(京都) | 2024.2.23 |
| 江口 明生 | CORIを使用したpersonalized alignment technique TKAの冠状面アライメント Coronal alignment of personalized alignment technique TKA with the CORI robotic surgery |
第54回日本人工関節学会(京都) | 2024.2.23 |
| 須賀 紀文 | 脛腓骨の解剖学的位置関係と立位伸展・屈曲時の位置関係について | 第54回日本人工関節学会(京都) | 2024.2.23 |
| 徳本 真矢 | 小児上腕骨外顆骨折に対する手術アプローチ | 第36回日本肘関節学会(札幌) | 2024.3.1 |
| 大前 博路 | リバース型人工肩関節全置換術におけるナビゲーションの有用性について | 第20回愛媛関節セミナー(松山) | 2024.3.9 |
| 野村 翔也 | Path systemを使用したALSアプローチでの人工股関節置換術の経験 | 第142回中部日本整形外科災害外科学会学術集会(米子) | 2024.4.12 |
| 徳本 真矢 | 部分手関節固定術に対する血管柄付き骨移植の応用(術後偽関節を含めて) | 第67回日本手外科学会学術集会(奈良) | 2024.4.25 |
| 江口 明生 | 骨端線が開存する小児に対する前十字靭帯再建術の小経験 | えひめ膝を語る会(松山) | 2024.7.6 |
| 大前 博路 | リバース型人工肩関節全置換術後の肩峰骨折に対して骨接合を行った7肩 | 第24回愛媛骨折治療研究会(松山) | 2024.7.13 |
| Oshima S | Minimum 5-year follow-up study of hip arthroscopy using a small capsular incision for borderline acetabular dysplasia | The 5th Asian Society for Hip Arthroscopy (seoul) | 2024.7.13 |
| 徳本 真矢 | 小児上腕骨外顆骨折に対する手術アプローチ | 第24回愛媛骨折治療研究会(松山) | 2024.7.13 |
| 徳本 真矢 | 大腿骨内側顆からの血管柄付き遊離骨移植と筋間中隔を用いて再建したSideswipe injuryの一例 | 第16回愛媛手外科研究会 | 2024.8.24 |
| 大島 誠吾 | バレーボールで股関節の骨軟骨損傷を生じた1例 | 日本スポーツ整形外科学会2024(東京) | 2024.9.12 |
| 大前 博路 | 75歳以上の鏡視下腱板修復術後成績の検討 | 第179回愛媛整形外科集談会(松山) | 2024.9.14 |
| 宮﨑 裕規 | Bertolotti症候群に対する手術治療経験 | 第143回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会(神戸) | 2024.10.4 |
| Oshima S | Changes in the joint capsule over time after hip arthroscopy performed with a small joint capsule incision | ISHA Annual Scientific Meeting 2024(washington DC) | 2024.10.17 |
| 大前 博路 | RSA術中のナビゲーションによりスクリュー長は変化するのか | 第51回日本肩関節学会学術集会(京都) | 2024.10.25 |
| 大前 博路 | RSA術後の肩峰骨折に対して骨接合を行った7肩 | 第51回日本肩関節学会学術集会(京都) | 2024.10.25 |
| 大島 誠吾 | 境界型寛骨臼形成不全に対して関節包小切開で行った股関節鏡視下手術の術後5年以上の成績 | 第51回日本股関節学会(岡山) | 2024.10.25 |
| 大前 博路 | ナビゲーションを用いた人工肩関節置換術の工夫 | 第3回愛媛肩関節外科研究会(松山) | 2024.11.16 |
| 大前 博路 | 75歳以上の鏡視下腱板修復術後成績の検討 | 第57回中国・四国整形外科学会(広島) | 2024.11.23 |
| 野村 翔也 | 前脛骨筋腱が整復阻害因子となったリスフラン関節脱臼骨折の2例 | 第57回中国・四国整形外科学会(広島) | 2024.11.23 |
| 宮﨑 裕規 | 股関節炎を合併した潰瘍性大腸炎の一例 | 第57回中国・四国整形外科学会(広島) | 2024.11.23 |
| 徳本 真矢 | 大腿骨内側顆からの血管柄付き遊離骨移植と筋間中隔を用いて再建したSideswipe injuryの一例 | 第51回日本マイクロサージャリー学会(奈良) | 2024.11.28 |
| 須賀 紀文 | 膝関節脆弱性骨折(SIFK:Study of Subchondral Insufficiency Fracture of the Knee Joint)症例の検討 | 第2回日本膝関節学会(宜野湾) | 2024.12.6 |
| 氏名（発表者） | 題名 | 講演名（開催地） | 発表月日 |
|---|---|---|---|
| 大前 博路 | Bony Increased Offset RSA 手技の進化 Navigation Systemを用いたBIORSAの最新の手技 |
Medacta RSA Symposium on Web Expert Series 1(Web) | 2024.2.17 |
| Omae H | Hand and Upper Limb Section Ideal lateralization for reverse shoulder arthroplasty | 2024 Asia Pacific Orthopaedic Association Congress in Dubai(Dubai) | 2024.2.29 |
| Omae H | The utility of navigation in reverse total shoulder arthroplasty | Medacta NextAR shoulder business meeting(Rancate) | 2024.4.30 |
| Omae H | Is reverse shoulder arthroplasty still the last option ? | Medacta 3rd M.O.R.E. Japanese Symposium(東京) | 2024.10.13 |
| 大前博路 | 『症例から学ぶ人工肩関節の実際』～術前計画からリハビリテーションまで～ | 第51回日本肩関節学会学術集会 ランチョンセミナー(京都) | 2024.10.25 |
| 大前博路 | NextAR Shoulder の使用経験＃2 | Medacta NextAR Shoulder Update Meeting(京都) | 2024.10.26 |
