文字サイズ
Tel : 089-924-1111

お知らせ

公益財団法人日本医療機能評価機構から感謝状を贈呈されました

 公益財団法人日本医療機能評価機構が設立30周年を迎えた記念として、病院機能評価事業の認定を継続して6回以上受けた病院に対して感謝状が贈呈され、当院にも感謝状が届きました。

 病院機能評価事業は、病院が適切かつ安全な医療を提供できているかどうかを中立的・多角的に評価する事業です。評価対象は4つの領域に分かれており、第1領域では患者さんの安全確保や倫理面などに対する病院の基本姿勢など、第2・第3領域では病棟や各部門・部署の診療状況・ケアの実践状況・機能状況、第4領域では病院全体の運営・管理体制について評価されます。また、評価項目は多岐にわたり、S・A・B・Cの4段階で評価され、一定の水準を満たした病院は「認定病院」とされます。中でもS評価(秀でている)は「評価項目の達成度が優れていて、かつ、その評価項目に関連して病院独自の優れた取り組みがある場合」に評価されます。

 当院は、病院機能評価事業が本格稼働した平成9年11月に愛媛県で初の認定を受け、継続した質改善活動に取り組んでいます。直近では、令和5年5月に受審し、89の評価項目のうち、S評価が3項目、A評価が79項目、B評価が7項目という結果を出し、同年10月6日付で6回目の認定を受けました。当院におけるS評価の項目は以下のとおりです。

第3領域 良質な医療の実践                                                                             ● 病理診断機能を適切に発揮している                          ● 輸血、血液管理機能を適切に発揮している

第4領域 理念達成に向けた組織運営                                              ● 災害時の対応を適切に行っている

 このたびの感謝状の贈呈は、医療の質向上やサービス改善など、個々の職員の取り組みのみならず、当院をご利用いただいている患者さん、地域の皆さんのご理解とご協力の賜物であり、深く感謝申し上げます。

 今後も継続して質の高い医療の提供を目指し、地域医療に貢献するため、一層の努力を重ねてまいります。

 

 令和7年8月15日
松山赤十字病院長