新鮮外傷 | 顔面ではできるだけ傷あとが目立ちにくくなる縫合を行っています。 (完全に傷あとをなくすことはできません) |
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新鮮熱傷(やけど) | 軽傷から中等度の熱傷に対し外用療法・植皮術を行っています。 |
顔面骨骨折 | 頬骨骨折・鼻骨骨折・眼窩底骨折などの手術を行っています。 (下顎骨骨折は口腔外科で治療しています。) |
生後3か月頃に口唇裂手術、1歳半~2歳で口蓋裂手術、必要があれば口唇裂二次修正・鼻修正を行います。
口唇裂・口蓋裂では形成外科・小児科・歯科口腔外科・耳鼻咽喉科によるチームアプローチを行い、形態の改善、鼻咽腔機能の獲得、顎発育を考慮した治療を行っています。また、院外の矯正歯科や言語聴覚療法部門への紹介も行っています。
趾の多合趾症、手の拇指多指症・合指症などの手術を行っています。
副耳、耳前瘻孔、耳垂裂などの手術。埋没耳ではできるだけ早期より装具による矯正治療を行い、変形が残った場合に手術を行っています。
臍ヘルニア、臍突出症などでは、臍の状態とご家族の希望を聞いて手術方法を決めるようにしています。
色素性母斑(ホクロなどの黒いあざ)、扁平母斑(茶色いあざ)、苺状血管腫・単純性血管腫などの血管腫(赤いあざ)、粉瘤(あかぶくろ)、石灰化上皮腫、脂肪腫などの良性腫瘍の切除。大きな母斑では整容面を考慮してティシュエキスパンダーを用いた再建も行っています。
基底細胞癌、有棘細胞癌などの皮膚悪性腫瘍の切除・再建と再発や転移に対するフォローを行っています。
他科での悪性腫瘍切除後の再建では、皮弁・筋皮弁を用いた再建やマイクロサージャリーを用いた遊離組織移植での再建を行っています。
自家組織(自分の体の一部)による再建と人工物による再建の2つの方法があります。自家組織による再建はお腹や背中の筋肉と皮膚等を使用した再建を行っています。人工物(インプラント)による再建も2013年より認定を受けた施設のみ保険が効くようになり2014年に当院も施設認定を取得しました。
どちらの方法にも利点・欠点があるので、再建希望のある患者さんがおいでれば、どの方法が良いかをよく相談して再建を進めていきたいと考えています。
顔面の外傷の傷あとを綺麗にする手術、瘢痕拘縮(熱傷やけがのあとのひきつれ)では各種の皮弁を用いた手術や植皮術を行っています。
ケロイド・肥厚性瘢痕は手術・薬剤の局所注射・外用など多くの治療法があるため患者さんの希望に合わせて治療を行うようにしています。
最近は糖尿病性潰瘍や下肢の虚血による下腿・足の潰瘍が増えてきており、内科・血管外科・整形外科と連携して治療を行っています。まず外用療法などで創の状態が良くなるのを待ってから植皮術などを行っています。褥瘡(とこずれ)の予防・対策の普及で手術が必要な患者さんは少なくなってきていますが、必要があれば筋皮弁・穿通枝皮弁など種々の皮弁を使った手術を行っています。
蜂窩織炎・創感染 | 抗生剤投与と手術・局所の処置を行い、感染が治まれば手術で閉創します。 |
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巻き爪・陥入爪 | 術後の疼痛が少なく日常生活への影響が少ないフェノール法を行っていますが、爪の形態を気にされる方には他の手術方法も行っています。 |
陥没乳頭 | 授乳の可能性がある場合はまず保存的治療を行い、改善傾向がなければ手術を行っています。 |
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