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近年、がん薬物療法は、従来の抗がん剤に加え、分子標的治療薬・免疫チェックポイント阻害剤などの新しい薬剤が次々に開発され、治療内容が高度化・専門化してきています。安心・安全な治療を受けていただくためには、この領域の専門家によるチーム医療が必要です。以前の抗がん剤治療は長期の入院が必要でしたが、新しい治療法や副作用を緩和する薬剤の開発により、外来通院で治療が可能となりました。当院でも、安心かつ安全なシステムを整備し、専用の化学療法センターを平成17年4月に開設しました。治療前と同じような生活を送りながら外来通院できるように、専門スタッフで対応しています。
外来で治療を受けていただく場合、副作用の自己管理をしていただくことが必要となります。化学療法センターでは、患者さんが安心して治療を続けられるように、薬剤師が薬と副作用の説明をし、看護師が副作用や体調を確認し、日常生活のアドバイスを行っています。<化学療法センターに関するお問い合わせ>
下記にご連絡ください。松山赤十字病院 Tel.089-924-1111(代表)※ご連絡の際には、お名前・患者番号をお伝えください。
当院で行われる化学療法は、すべて院内レジメン審査部会において、治療効果や安全性が検討された治療です。使用薬剤の投与量・投与方法・投与時間・支持療法など、医師・看護師・薬剤師から構成されるチームにより、詳細に検討し登録されています。また、多職種が集まる化学療法キャンサーボードを毎週開催し、情報を共有するとともに、治療内容や副作用対策を議論し、治療の質と安全性の確保に努めています。
・患者さんがリラックスして治療が受けられるように、リクライニングベッドにはテレビを設置ています。・飲食は可能です。・治療中、ご家族の付き添いは原則お断りしています。
※ 治療の内容により検査が不要の場合があります。
2023年8月1日より、連携充実加算を再開しています。
以下のご案内に関しては、こちら
・ レジメン等に関するお問い合わせについて ・ 当院の登録レジメン一覧 ・ 連携充実加算・特定薬剤管理指導加算2の対象研修会