ガイドラインに基づいた標準的な治療(科学的根拠に基づく治療:EBM)を基本としていますが、患者さんの年齢や臓器機能に応じた配慮を加えた個別化医療実践を心がけています。単一の施設としてではなく、九州大学第一内科を中心とした福岡骨髄移植グループ(FBMTG)の主要施設の一つとして、複数の臨床研究に参加しています。また、国際共同治験にも参加しているため、通常の保険診療では使用できない一部の新薬を用いた治療も可能です。血液の病気でお困りのことがあれば、遠慮なくご相談下さい。
※1 症例区分「80:その他」を除いて集計
WHO2017に基づく分類 | 2017年 | 2018年 | |
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骨髄系腫瘍 | 骨髄増殖性疾患、肥満細胞症 | 12 | 11 |
骨髄異形成・骨髄増殖性腫瘍・骨髄異形成症候群 | 22 | 29 | |
急性骨髄性白血病及び関連前駆細胞腫瘍 | 14 | 19 | |
分化系統不明瞭な急性白血病 | (1~3) | 0 | |
その他骨髄系腫瘍 | 0 | (1~3) | |
リンパ系腫瘍 | 前駆型リンパ球系腫瘍 | (4~6) | (4~6) |
成熟B細胞腫瘍 | 61 | 63 | |
形質細胞腫瘍 | 20 | 19 | |
成熟T細胞およびNK細胞腫瘍 | 11 | 13 | |
ホジキンリンパ腫 | (1~3) | (1~3) | |
その他リンパ系腫瘍 | (1~3) | (1~3) | |
組織球及び樹状細胞腫瘍 | 0 | 0 | |
その他(上記で分類できないもの) | 0 | 0 |
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診断のみ | 自施設で診断したが、治療の施行は他施設へ紹介・依頼した場合。 |
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自施設診断・自施設初回治療開始 | 自施設で診断および初回治療に関する決定をし、腫瘍そのものへの治療を開始した場合。 |
自施設診断・自施設初回治療継続 | 自施設で診断した後、他施設で初回治療が開始され、その後、自施設で初回治療の一部を実施した場合。 |
他施設診断・自施設初回治療開始 | 他施設で診断された後、自施設を受診し、自施設で腫瘍そのものへの治療を開始した場合。 |
他施設診断・自施設初回治療継続 | 他施設で診断した後、他施設で初回治療が開始され、その後、自施設で初回治療の一部を実施した場合。 |
初回治療終了後 | 他施設で初回治療終了後に自施設を受診した場合。自施設受診後の治療の有無は問わない。 |