救急医療・急性期医療・一般医療の3領域を、
確実に学べるのが何よりの魅力。
自分の進路を多様な経験の中で確認できます。
当院泌尿器科では水腎症や停留精巣など小児泌尿器科といわれる先天異常、尿路や男性生殖器の感染症、前立腺癌をはじめとする泌尿器科癌、排尿障害、女性特有の疾患を対象とする女性泌尿器科、男性性機能障害、尿路や男性生殖器の外傷など幅広い領域の診療を行っています。治療法としても開腹手術、経尿道的な内視鏡手術、腹腔鏡手術(ロボット支援手術)などの各種の外科的治療のみならず、感染症や悪性腫瘍に対する化学療法等の内科的治療にも取り組んでおります。高齢化が進み、排尿の問題や泌尿器科癌が社会的にもクローズアップされるなか、泌尿器科研修は必修と言っても過言ではありません。
| 指導責任者 | 矢野明 |
|---|---|
| 指導医 | 林哲太郎、野田輝乙、松崎信治 |
プライマリ・ケアに必要な泌尿器科的疾患について理解し、基礎的な泌尿器科的処置および手術を習得する。
(1)泌尿器科疾患に特有な腹部、男性生殖器の診察(直腸内指触診を含む)が安全かつ苦痛を与えず行える。
(2)泌尿器科画像検査の読影が行える。
(3)経直腸前立腺超音波検査を含む泌尿器科超音波検査を適切に行える。
(4)尿道カテーテル留置が安全に施行できる。
(5)代表的な泌尿器科疾患の病因、診断法、治療法(手術手技も含む)等が説明できる。
(6)がん患者等に対して、経験豊富な指導医の指導のもと、医療・ケアチームの一員としてアドバンス・ケア・プランニングを踏まえた意思決定支援の場に参加する。
(1)病棟および外来業務OJT:毎日
(2)病棟カンファレンス:毎日
(3)外来カンファレンス:火曜日
(4)手術室業務OJT:月、木、金曜日
(5)受け持ち症例のサマリー作成
行動目標の各項目について、上級医および指導医より、適宜フィードバックを受ける。ローテート終了時には、各項目について、研修医の自己評価および指導医による評価を行う。