救急医療・急性期医療・一般医療の3領域を、
確実に学べるのが何よりの魅力。
自分の進路を多様な経験の中で確認できます。
当科は昭和63年に呼吸器センター設立して以来、呼吸器内科・呼吸器外科・放射線科・病理診断科による集学的診療体制で実地臨床に励んでいる。医療の複雑化、多様化に伴い呼吸器内科医のニーズはますます高まっている。
肺癌や間質性肺炎など専門性の高い疾患および呼吸管理を要する急性期医療、Common diseaseとしての呼吸器疾患(肺炎や胸膜炎など呼吸器感染症、気管支喘息、COPD等)についても豊富な症例を経験できる。気管支鏡の実技(超音波ガイド生検、肺胞洗浄、仮想気管支鏡などを含む)、肺機能検査・呼気NO測定、6分間歩行試験などの呼吸器疾患の診断に必要な検査を習得できる。一般内科と共診する機会も多く、各科のエキスパートとともに内科学全般を学ぶことができる。救急医療体制も充実しており、呼吸器疾患の救急初期対応から専門性の高い処置(胸腔ドレナージ、挿管など)も経験できる。
また当科は地域医療を牽引する基幹病院としての役割を果たしており、近隣の医療施設や開業医との定期勉強会に参加するなど地域連携の重要性を体験できる。なお現在当科は日本呼吸器学会・日本呼吸器内視鏡学会より施設認定されている。
指導責任者 | 呼吸器専門医・指導医 | 兼松 貴則 |
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指導医 | 呼吸器専門医・気管支鏡専門医・ICD・感染症専門医 | 牧野 英記 |
呼吸器専門医 | 梶原 浩太郎、甲田拓之 | |
指導協力医 | 呼吸器外科 | 竹之山 光広、桂 正和、吉田 月久(以上3名は呼吸器外科) |
医療人・社会人としてのあるべき姿勢・態度を身に付ける。プライマリケアを提供するための基本的臨床能力(問診・診察・検査・処置・治療)を習得する。その上で呼吸器内科分野の診療を独力で行い得る専門性の高い知識・技術を習得する。
礼儀正しい態度・挨拶、時間通りの行動、メディカルスタッフとの協調性、円滑でタイムリーな指示出し・指示受け、分かりやすいプレゼンテーションができる。患者及び家族への病女王説明に立ち会うことができる。医の倫理性・社会性・保険診療・医療安全の観点まで思案を巡らせることができる。
A.特に呼吸器科で必要な身体診察
B.検査とその意義の把握
C.手技・人工呼吸管理など
D.経験すべき治療薬(病態とエビデンスに基づく投与量・投与経路の選択・副作用の理解・併用禁忌)
E.医療記録
F.呼吸器内科で経験すべき病態・疾患
指導医より行動目標・経験目標の各項目について評価が行われる(呼吸器内科独自にアンケートを行いフィードバックしている)。
ローテート終了時、自己評価および指導医評価を参考に総合評価が行われる。