救急医療・急性期医療・一般医療の3領域を、
確実に学べるのが何よりの魅力。
自分の進路を多様な経験の中で確認できます。
当院の肝胆膵内科は部長2名、副部長3名、医師4名の計9人で診療にあたっている。肝臓学会指導医、胆道学会指導医、膵臓学会指導医、消化器病学会指導医、消化器内視鏡学会指導医を有しており肝臓学会認定施設、胆道学会指導施設、膵臓学会指導施設、消化器病学会指導施設、消化器内視鏡学会指導施設に認定されている。肝臓領域に関しては全ての疾患に対して幅広く診療を行っているが、ウイルス性肝炎と肝癌に対する治療においてはその数・質ともに高いレベルを維持し、また胆膵疾患においても県内では数少ない胆道学会指導施設、膵臓学会指導施設に認定されており、内視鏡的逆行性胆・膵管造影(ERCP)や超音波内視鏡(EUS)を用いたレベルの高い特殊検査・処置を行っている。以上のように当科では肝胆膵領域を中心とした消化器疾患の最先端の診断・治療を学ぶ事ができる。
指導責任者 | 横田智行 |
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指導医 | 眞柴寿枝、畔元信明、越智裕紀、田中孝明、天野通子 |
消化器のみならず内科全般にわたる診察や検査、治療法について精通するとともに、医療人として必要な基本姿勢や態度を取得する。
(1)各種肝疾患(ウイルス性肝炎、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎、MASHなど)を鑑別し、その治療方針を決定する。
(2)肝腫瘍を鑑別し、その治療方針を決定する。
(3)各種胆膵疾患(胆石、胆管炎、胆道癌、膵炎、膵癌など)を鑑別し、その治療方針を決定する。
(4)胆膵腫瘍を鑑別し、その治療方針を決定する。
(5)患者とその家族に対して良好な人間関係を築く。
(6)コメディカルと良好な関係を築き、チーム医療を行う。
(7)診療録(退院時要約を含む)を正確かつ遅滞なく完成させる。
(8)処方箋、各種指示書を誤りなく作成する。
(9)紹介状および紹介状への返信を正確かつ遅滞なく作成する。
(10)診断や治療方針について適切なタイミングで上級医にコンサルトする。
(11)診療から得られる疑問点・問題点に対して上級医へのコンサルトや文献検索等により自分で考察する。
(12)ルート確保、静脈採血、動脈採血などの基本的な医療行為を行う。
(13)救急患者の初期対応を行う。
(14)腹部領域を中心とした基本的な身体診察法を行う。
(15)指導医のもとで胸・腹水の穿刺手技を行う。
(16)スクリーニングを目的とした腹部超音波検査を行う。
(17)指導医のもとで上部内視鏡検査を行う。
(18)指導医のもとで血管造影検査における動脈穿刺およびカテーテル操作を行う。
(19)がん患者等に対して、経験豊富な指導医の指導のもと、医療・ケアチームの一員としてアドバンス・ケア・プランニングを踏まえた意思決定支援の場に参加する。
(1)指導医とともに入院患者を受け持ち、日々の診療を行う。
(2)毎朝モーニングカンファレンスを行い、新入院患者や重症患者の情報共有を行う。
(3)毎週症例検討会を行い、治療方針についての相談や重症患者の状態説明、稀な疾患のプレゼンテーションなどを行う。
(4)毎週抄読会を行い、最新の知識の取得に努める。
(5)毎週外科、放射線科との合同カンファレンスを行い、術前・術後症例の検討や問題症例の検討を行う。