救急医療・急性期医療・一般医療の3領域を、
確実に学べるのが何よりの魅力。
自分の進路を多様な経験の中で確認できます。
救急部は輪番制の救急当番日に、二次救急の「初期診療」と「入院診療」を担当するとともに、救急日以外の救急患者の初期診療に当たっています。臨床研修の視点から再構築された体制が特徴で、常に研修医が主体となって、救急研修の目標「症状と身体所見、簡単な検査所見に基づき、鑑別診断、初期治療を的確に行う能力を獲得する」を短期で達成できるように様々な配慮を行っています。曜日を問わず救急科専門医と一緒に初期診療を行うことで、救急対応能力がめざましく向上します。また、他科専門医の指導も受けながら、頻度の高い救急疾患の入院も担当することで幅広い知識を習得できます。
指導責任者 | 森實 岳史 |
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指導医 | 上田晃三、前川奈々 |
緊急を要する病態・疾患・外傷を幅広く経験し、適切な初療ができるための基本的能力を習得する。
(1)救急部診療録に基づいた、論理的な臨床推論の考え方を習得する。
(2)バイタルサインを的確に把握し重症度・緊急度を判定でき迅速・的確に対応できる。
(3)ショックの診断と治療ができる。
(4)二次救命処置(ICLS)を適切に実施でき、一次救命処置(BLS)を指導できる。
(5)頻度の高い救急疾患の初療を適切にできる。
(6)救急診療に必要な精神的・心理的反応を理解し、適切な対応が出来る。
(7)専門各科への適切なコンサルテーションができる。
(8)チーム医療を理解し参画することができる。
(9)地域の救急体制(輪番制、精神科救急)を理解し、個々の患者の事情に応じた適切な対応が出来る。
(10)災害時の救急医療体制を理解し、非常時の対応を把握している。
日時場所 | 平日9:30(救急日は8:15)病棟カンファレンスルーム |
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日時場所 | 救急日翌日8:45 カンファレンスルーム(休日は9:00) |
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参加者 | 救急部指導医・研修医、内科レジデント、内科系各科救急指導医など |
方法 | 病棟当直担当医から入院患者紹介、専門性に基づき担当科または担当研修医を決定 |
日時場所 | 救急日と救急日の翌日を除く金曜日12:00 大会議室 |
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参加者 | 研修医全員、救急部指導医、各科指導医、直前の救急外来当直医 |
方法 | 研修医が外来担当時や入院診療で判断に迷った症例を最低1例提示、問題点を討議 |
日勤帯 | 指導医と救急外来で初療に当たる |
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翌朝 | 救急入院カンファレンスで時間外入院患者の担当医となる。 |
日勤帯 | 指導医と救急外来で初療に当たる |
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翌朝 | 救急入院カンファレンスで時間外入院患者の担当医となる。 |