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新病院 ここが変わった!

新病院について
このページの内容

新病院開院にあたっての動画

新病院開院にあたっての御挨拶動画 (全編)

令和3年3月15日の新病院開院にあたって、日本赤十字社 愛媛県支部 支部長 中村時広の式辞から、日本赤十字社 社長 大塚 義治(当時)の御挨拶、松山赤十字病院院長 横田英介(当時)の謝辞、そして新病院の施設や概要を紹介した御挨拶動画の全編になります。

新病院開院での式辞

令和3年3月15日の新病院開院にあたって、日本赤十字社 愛媛県支部 支部長の中村時広の式辞動画になります。

新病院開院での御挨拶

令和3年3月15日の新病院開院にあたって、日本赤十字社 社長の大塚義治(当時)の御挨拶動画になります。

新病院開院での謝辞

令和3年3月15日の新病院開院にあたって、松山赤十字病院 院長の横田英介(当時)の謝辞動画になります。

ここが変わった新病院

3月15日に南棟がオープンし、先にオープンした北棟と一体で新病院が完成しました。
新病院の建設にあたり、当院では5つの項目を目標としました。

新病院の中がどう変わったのか見ていきましょう。

ご来院・受付

南棟1F:エントランスホール、中庭
エントランスからお入りいただくとエントランスホールがあり正面に中庭が見え、開放感がある造りとなりました。

エントランスホール
エントランスホール
中庭
中庭

南棟1F:総合受付、初診受付、再来受付
総合受付は中庭に面した明るいエントランスホールに、紹介受付、初診受付の窓口を配し、計算受付にて中央で集中した会計計算を行います。患者さんや来院者の方と最初に接する場所であり、「病院の顔」として親しみを感じ不安が和らぐよう心がけております。再診予約の患者さんには「受付時間」の10分前程度を目安にご来院いただくことで、待ち時間の短縮や密に配慮した対応に取り組んで参ります。また、正面玄関を入って右手には「総合案内」が設けられております。受診料の相談や館内案内を看護師、ピンクエプロンのボランティアスタッフが皆さんのお手伝いをさせていただいております。お気軽にお声がけください。

再診のかたは、再来受付機をご利用ください。

1階フロアには、外来の診療科もはいっております。

総合受付
総合受付

外来

北棟エリア:化学療法センター、免疫統括医療センター
【化学療法センター】
化学療法センターは北棟の2階にあり、がん化学療法と生物学的製剤を用いた治療を行うためのベットが29床に増床されました。これにより、従来は入院で行っていた治療の一部も外来で行うことが可能になりました。より多くの患者さんに安心・安全な治療を提供いたします。

化学療法センター
化学療法センター

南棟エリア1F:消化管内科、肝胆膵内科、内視鏡検査、泌尿器科(結石破砕)
【消化管内科】(胃腸センター)

当科は8名の常勤医師が所属し、消化管内科(胃腸科)領域の診療を担当しています。当科の内視鏡検査処置件数は年間12,000件を超え、中四国地方最大規模の専門施設として、各消化器関連学会(消化器病学会、消化器内視鏡学会、消化管学会、カプセル内視鏡学会)の指導施設に認定されています。救急診療から専門的治療まで消化器に関するあらゆるニーズに応え、個々の症例に最良の医療を提供したいと考えています。

当院の内視鏡室は、消化管内視鏡検査処置件数が年間14,000件を超え、中四国地方最大規模の内視鏡施設として、日本消化器内視鏡学会指導施設、日本カプセル内視鏡学会指導施設に認定されています。苦痛が少なく安全で精度の高い内視鏡検査・処置を励行してきましたが、今回の新病院新築に伴い全内視鏡機器が最新鋭機種に一新されたことにより、より高度で最先端の内視鏡診療の実施が可能となりました。

内視鏡室の受付
消化管内科(胃腸センター)、 肝胆膵内科(肝胆膵センター)内視鏡室の受付
内視鏡検査待機コーナー
内視鏡検査待機コーナー

【肝胆膵内科】(肝胆膵センター)
当科を受診される患者様の多くは、ご来院の際に採血や腹部超音波・CT・MRI・内視鏡といった検査が必要となります。新病院では最新機器を導入し、更に検査時の移動もスムーズになるよう配置しました。また肝癌に対するラジオ波焼灼術は、入院病棟に専用の広い部屋を新設したことで治療環境を改善しています。痛みや不安を抱えている患者様に寄り添った診療を念頭に置き、今まで以上に真摯に取り組んで参ります。

肝胆膵検査・治療室
肝胆膵検査・治療室
X線透視室
X線透視室

【泌尿器科】 
泌尿器科外来では4台の超音波診断装置が稼働し、内視鏡検査室も二室用意しております。詳細な膀胱機能を調べる尿流動態検査装置も別室に完備しております。尿路撮影室では検査のみではなく腎瘻造設等の処置も行うことができます。併設している結石破砕室には最新の体外衝撃波結石破砕装置を設置しました。このように泌尿器外来では検査、診断から治療まで遅延なく行える体制を整えております。

結石破砕室
検査室
検査室

検査

南棟エリア2F:検査部門
【中央検査室】
検体部門(血液検査等)と生体部門(心電図検査等)が隣接されることで採血と生体検査の受付が一か所で行えるようになり、患者さんの動線が短縮されます。また、新受付システムの導入で医師指定の受付時間順での検査受付が可能になることや、生体検査ブースの増設及び高性能超音波診断装置の導入により待ち時間が短縮し、待合室の混雑も解消されます。更に、腫瘍マーカー等を測定する免疫機器の増設で、結果報告の迅速化を図ります。

中央検査室受付
中央検査室受付
微生物検査室
内視鏡検査待機コーナー

北棟エリア1F:放射線診断部門
【放射線診断部門】
放射線診断部門では、X線を用いて体の中を調べるX線検査(レントゲン)や、磁石や電波を使って体の中を調べるMRI検査など、さまざまな検査を行っています。

放射線診断科受付
放射線診断科受付
X線CT装置
X線CT装置
MRI装置
MRI装置
PET-CT装置
PET-CT装置

調剤

地下1階:薬剤部
【薬剤部】
薬剤部は、医薬品の安全管理・適正使用を推進する部門です。
新病院では地下に配置され、入院患者さんの内服薬や注射薬を調剤します。
また、各病棟に専任薬剤師を配置し、入院患者さんの薬の説明や管理を行います。各分野における専門性を磨き、医師や看護師を含むチーム医療の一員として、患者さんに最適な薬物療法を提供することを心がけながら活動して参ります。

お薬相談室
お薬相談室
注射薬ピッキングシステム
注射薬ピッキングシステム

フロアマップ

各階構成図

入院

南棟/北棟エリア3F、5F-10F:病棟
3階、5階~10階に東病棟・西病棟(5階のみ北病棟)合計14の病棟があります。病棟はスタッフステーションを取り囲むように病室が配置され、患者さんとの距離がより近くなりました。病室は自宅をイメージした落ち着いた色合い、トイレ・洗面台を備え快適な療養環境空間となっています。東西共有のデイラウンジジは南向きで採光・眺望を楽しみながら時間を過ごすことができます。

病棟:個室
病棟:個室
病棟:スタッフステーション
病棟:スタッフステーション

治療

手術 3F北棟エリア:中央手術室
【中央手術室】
手術部門は3階に配置され、10室から12室に増室されました。ハイブリッド手術室が整備され、BCR(バイオクリーンルーム)も1室から2室となりました。ハイブリッド手術室が整備され、BCR(バイオクリーンルーム)も1室から2室となりました。新しい手術室ではより高度な手術を安心安全に多くの患者さんに提供できるようになりました。

手術室入口
手術室入口
TAVI
ハイブリッド手術室

重症集中治療 3F南棟エリア:ICU・CCU 5F北棟エリア:NICU
【重症集中治療部門】
ICU・CCUを統合し、HCUと併せ、従来の12床から計20床に増床されました。一床あたりのスペースも格段に広くなり、先進の医療機器に囲まれた重症患者様の移動もスムースに行えます。また、同3Fの循環器系・脳神経系各科、中央手術室と直結するとともに、感染症対応の陰圧室や透析設備、映像システムも新設し、より迅速かつ集学的な治療が可能となっています。また新生児の対応は5FのNICU6床を設置。さらにGCU(NICUを退院した新生児の継続的なケアを行う施設)6床、LDR(陣痛開始から分娩さらに回復期までの管理を行う分娩室)3室を配置し産科・小児科・小児外科が連携してセンターとして成育医療を展開し、治療にあたります。

ICU/CCU
ICU/CCU
ICU 陰陽圧切り替え個室
ICU 陰陽圧切り替え個室

放射線治療 北棟エリア:地下1階
【放射線治療室】
最新の治療機器を揃え、定位照射や強度変調放射線照射(IMRT/VMAT)にも対応、高精度で低侵襲の放射線治療を行います。この他、2008年より前立腺癌への密封小線源治療を行っており、こちらも新しく快適な治療室となっています。また悪性リンパ腫へのRI標識抗体療法ほか全身照射も対応しています。

密封小線源治療室
密封小線源治療室
リニアック室
リニアック室

血液浄化センター 南棟エリア:2F
【血液浄化センター】
新病院においても血液浄化センターは30床で運用を継続し、血漿交換や顆粒球吸着療法など血液透析以外の特殊治療もこれまで通り同部門で行います。感染症対応を主な目的に個室で隔離透析を行う2床を新設、急性期から慢性期まで幅広い病態への血液浄化療法が提供できる様に機能強化を図りました。

血液浄化センター
透析室

細胞治療室(血液内科) 南棟エリア:10F
【細胞治療室】
当院の骨髄移植は2000年に医師2名、無菌室1床で開始しました。その後、医師は血液専門医6名(うち造血細胞移植認定医2名、がん薬物療法専門医1名、輸血・細胞治療学会認定医1名、その他、専門医資格多数)、無菌室は7床に順次増加しました。
20年の時を経て、最先端の設備やWi-Fiも完備する14床の無菌病棟が完成しました。これまで、専門医でも内科系の病気を幅広く診療すべきとの信念から「内科」の1部門として活動していましたが、これを契機に「血液内科」を標榜するとともに、CAR-T療法をはじめとした先進の細胞治療も導入するためCell Therapy Unit(細胞治療室)を新設します。

細胞治療室

リハビリテーション 北棟エリア:6F
【リハビリテーション部門】
リハビリテーション部門は北棟6Fにあり、ワンフロアで様々なリハビリテーションが行えるようになりました屋外に出ることができるエリアもあり、患者さんのリハビリの気分転換にも役立てるようになっています。

リハビリテーション室
リハビリテーション室

成育医療 南棟エリア:5F
【成育医療】
北棟の外来部門、周産期部門に続き、小児部門も新病棟に移転となりました。多彩な入院患児に対応出来る様に19室の個室を配置し、また集中治療に対応出来る4人部屋も整備しました。入院患児のQOL向上のため院内学級は新たに中学校も整備し、小・中学校が揃いました。共有スペースには明るく広々としたデイラウンジも設けました。セキュリティに配慮する一方でアート等を駆使し、小児病棟らしい明るい病棟になりました。

プレイルーム
プレイルーム
屋上庭園
屋上庭園

救急 北棟エリア:1F
【救急センター】

南棟エリア1F:患者支援センター
【患者支援センター】
南棟オープンにあたり、地域医療連携室・療養支援室・医療相談室・病床管理室からなる患者支援センターとして更なる組織強化を図ります。また、開放感あるフロアに相談カンウター6席やプライバシーに配慮した相談室4室を配置し、入退院・外来患者支援やがん・認知症・褥瘡・排泄ケアなどの医療相談について、療養支援ナース、医療ソーシャルワーカー、認知症看護認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師などが専門的に対応します。

受付
患者支援センター 相談カウンター
医療相談室
医療相談室

環境に配慮した新病院の建物

サスティナブルな建物を目指した新病院。様々な設備が導入されています。

屋上緑化
屋上緑化
ハイブリッド換気
ハイブリッド換気
簾ルーバー
簾ルーバー
太陽光発電
太陽熱集熱パネル

災害時にも対応する建物

災害が起こったときも、診療/治療を行えるように災害に対応するための設備を導入しています。

免震装置
免震装置
自家発電

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