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Tel : 089-924-1111

麻酔科

Department of Anesthesiology

安全・安心な手術麻酔管理はもとより、ICU・救急部門の緊急症例対応、ペインクリニックでの疼痛性疾患治療に取り組んでいます。

主な疾患・治療法

このページの内容

診療概要(ペインクリニック)

対象疾患は、疼痛性疾患として帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛、腰痛症、筋筋膜症候群、頸肩腕症候群、各種頭痛、CRPS(反射性交感神経性ジストロフィー)、三叉神経痛、肩関節周囲炎、非定型顔面痛、癌性疼痛など。

非疼痛性疾患として顔面神経麻痺、花粉症、顔面痙攣、突発性難聴などに対して、必要に応じて整形外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、脳神経内科などの関連各科の協力を得て治療に当たっています。

平成2年には日本ペインクリニック学会指定研修施設の認定を受けています。
ペインクリニック関連の新患数は年間270名前後です。

帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛

最も多い疾患であり受診患者さんの45%を占めています。当科では、帯状疱疹の診断から治療までを一貫して行っていますが、後に痛みを残さないということを究極の目標にしています。多くは当院皮膚科及び関連機関の先生方からのご紹介です。

レーザー治療

1988年(昭和63年)に痛みの治療手段の一つとして、低出力レーザー治療法を導入しました。当時は、作用機序も不明な点の多い治療法でしたが、現在では作用機序もかなりの部分解明され、痛みを伴わない痛みの治療法としてその地位をほぼ確立しています。

1996年(平成8年)には低出力レーザー領域の学問的成果を発表する場である日本レーザー治療学会を主催し、わが国の低出力レーザー治療の拠点の一つとして注目されています。

疼痛性疾患、血流障害、星状神経節ブロックの適応疾患などがよい適応となっています。